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  • その四への応援コメント

    親子三代、似た者同士。べらんめえの伝法な江戸っ子親子の会話が小気味良く、また、面白いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    この小説の会話は、私が江戸っ子ではない関係で、けっこう苦労いたしました。褒めていただけて、むくわれた気持ちです。

  • その三への応援コメント

    あったかいですね。人間、ついついぶつかることが多くて、なかなか素直な言葉が出てきません。でも、素直になって、濁らない目で考えるとすべてが良いように見えてくる世界が広がる。

    庄吉が息子に、人を見た目で悪口を言うなと怒った言葉が、いつか、自分の事を言っていると感じたのだろうか。「息子」という字自体が「自分の心の子」であり、親の姿を写す合せ鏡なんだと。

    現代も、長屋の親子も、時代は違えど、人は同じですね。

    作者からの返信

    庄吉は、イメージとしては江戸時代というより昭和ですね。ちょっと昭和のおやじを意識しすぎたかな、という気がしています。現代だとドメスティックバイオレンスにされちゃいますね。
    ただ、暴力的な表現になるか、優しく語るかという違いはあっても、基本的な人の心は変わらないですよね。

  • その二への応援コメント

    長屋での人々の生活感のある描写が素晴らしいですね。おさとの心理描写も巧みで、ついつい引き込まれます。ありふれた日常話しなのにあっという間に読んでしまいました。

    作者からの返信

    ひと昔前なら、普通に見られた光景というものを、この小説では書いています。昔が全部よかったとは思いませんが、昨今はいささか近所付き合いが希薄すぎるな、と。(近所付き合いはあまり好きではないのですが……)
    現代は、昔の普通が理想になってしまっていますね。

  • その一への応援コメント

    江戸時代も現代も、基本的に夫婦とか嫁姑とか、問題は変わりありませんね。

    そういや、どっかの歴史番組で、江戸は圧倒的な男社会で、女性の割合はとんでもなく少なかった、と聞いています。出戻りとか、産まず女とか、嫌な言葉はたくさんありますが、再婚も比較的容易だったのかも知れませんね。

    作者からの返信

    あくまで私の想像の範疇なのですが、当時は、世話焼き婆さんが町にひとりはいて、変人だろうと出戻りだろうと、独り身の人がいると無理にくっつけてたんじゃないかと考えました。
    昨今、生涯結婚しない人が増えていますが、じつは世話焼き婆さんがいなくなったせいだ、という理屈ですね。