バーチャル・ガール

勝利だギューちゃん

第1話 検索

カタカタ


夜中にパソコンをいじっていた・・・

特にすることはない・・・

ただ、暇だった・・・


「面白いサイトはないかのか・・・」

ネットを検索した・・・


「バーチャル・ガール」

検索してみた・・・

たくさんヒットした・・・


「どれも、これもだな」

そう思い、進めて行く・・・

すると一軒の、面白いサイトについた・・・


「おめでとうございます。

あなたは当サイト、1万人目の訪問者様です。

記念として、お好きな美少女を差し上げます。

お金は1円も頂きません。

期間は無期限です。

もし、お気に召さなければ、ご返却下さい。

そのキャンセル料も、入りません」


あからさまに胡散臭い。

でも、物は試し・・・

何かあれば、破棄しよう・・・


そう思い、女の子を選ぶことにした。

身長、体重、3サイズ。性格など、細かに書かれている。


どの子にしよう・・・


あれっ、続きが書いてあるな・・・

どれどれ・・・

「もし、気にいる女の子が見当たらない場合は、

あなたの情報を入力下さい。こちらで調べます。

情報と言っても、住所や電話番号は入りません。

誕生日と血液型、後、簡単なアンケートにお答えください」


さらに、怪しい・・・

でも、物は試し、やってみた・・・

「えーと、5月21日生まれ O型、アンケートは・・・」

全てを入力した。


程なくして、ひとりの女の子が表示された。

「この子など、いかがでしょう」


そこには、ポニーテールの良く似合う女の子がいた。

とても、かわいらしい子だった・・・


僕はクリックした。OKの意味で・・・


「ご利用ありがとうございます。すぐに伺います」

「えっ、すぐに?」

どういうことだろう・・・


程なくして、その女の子がモニターに表示された。

「はじめまして、これからよろしくね」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る