毒々しき鼓動

ヴィラン：爆走する蜊刺堊怒男

「ムカつく奴らは、オール出栖吐炉威（ですとろい）！！！！　それが、俺の生き方なんで夜露四苦！！」

　若きリザードマン、アレクセイは、一族の堅苦しい掟を押し付けられるのに反発し、父親を殴って部族を飛び出した札付きの不良である。

　もともと戦士としての素質はあったアレクセイは、人間界で暴力に生きるうちに頭角を現し、今では巨大なバイクで各地を荒らしまわる、賊の棟梁となった。

　彼の暴れっぷりに目を付けたカンパニーは、裏で物資や資金を援助し、各国を襲うよう指示。後ろ盾も得られた彼らの暴走は、国軍すらも容易に蹂躙したのであった。

【キャラクター名】『爆走する蜊刺堊怒男（リザードマン）』

　本名：アレクセイ・ボーゼル

【性別】男性

【所属陣営】❤

【性格】素行不良でスピード狂のリザードマン

　神様に唾を吐いた分だけ男が上がると考えており、行く先々で強盗や破壊行為を繰り返す流族。まだ若く、特に大人への反抗心が強いが、小さい子供と老人だけにはなぜか優しい。

【武器】

　特製大型二輪『愛染駆羅唖徒（あいぜんくらーと）』：

　全長約4m、総車高約1.7m、重量約2t、排気量9800cc

　アホみたいにでかいバイク。最大時速350㎞で走行可能で、特製金属でできた車体は最大速度でビルに突っ込んでも傷一つつかない。この車体による轢き殺しが主な攻撃手段。さらに、両脇に小型ロケット砲を3門ずつ装備していて、対空攻撃も可能。

　戦闘機レベルの爆音を吹かして走行するため、途轍もなくうるさい。

　『蜊刺堊怒男』と乱暴に書かれた旗指物をいくつもはためかせている。

　大型ロケットランチャー『居媚琉襲斗（いびるしゅーと）』：

　全30発のロケットランチャー。2門持っており、バイクにまたがったまま両手持ちで乱射してくる。ある意味素晴らしいバランス感覚。

　火炎放射器『出栖吐炉威耶呀（ですとろいやー）』：

　汚物は（略

【容姿】

　レイバンのサングラスをかけた、紅い鱗のリザードマン。リザードマンは頭部に毛は生えないが、黒髪リーゼントのカツラをかぶっている。服装は、白い特攻服。

　手足がかなり長く、体全体がやや細い印象を受けるが、殴り合いでもかなり強い。だが、特筆すべきは、リザードマンにあるまじき機械類への知識の深さで、両手を放してもバイクを自由自在に操れる。

　自らの欲望に忠実で、金・暴力・《自主規制》のためなら手段はいとわない。

　アレクセイはもともと♣陣営から出場するつもりであったが、ビンイン・ジ・エンペラーが提案した不死身の肉体に興味を持ち、土壇場で陣営を鞍替えした。なので、♣陣営のヴィランたちからはあまり快く思われていない。

・ごじゃまぜなんで夜露四苦！！！！

　世界樹の迷宮Xの敵『無法の鐚呀怒狼 』を見て思いついたヴィラン。

　一昔前の暴走族のイメージのリザードマン。リザードマンがリーゼントでバイクのっている絵面を想像すると、なんだかナメ猫みたいでかわいい。

　バイクのイメージは、世界最大のバイク「GUNBUS 410」から。

・ベルの位置

　リーゼントカツラの下。