ヴィラン:自称『エルフの王』 ブラディッシュ

「これはゲームじゃないんですよ? まあ、ボクにとってはゲームですけど」


 愛は報われるとは限らない。

 報われない愛は、憎悪となって暴走する。


 その男は、誰よりもエルフを愛していると自負していた。しかし、その愛は元々ゆがんだものであり、物欲とすら言えた。エルフは物ではない。彼らもまた、同じ人類であるということを、男はわかっていなかった。


【キャラクター名】マイケル・ブラディッシュ 自称『エルフの王』

【性別】男性

【所属陣営】❤

【性格】サディスティックな性格で、弱者をいたぶるのが趣味。逆に、とても強い相手からは逃げようとする卑怯者。

 とにかくエルフへの執着が凄まじく、エルフバイオラボでは、全てのエルフは自分の所有物だと豪語して憚らない。


【武器】強化パワードスーツ『イモータル』

 動くのが苦手なブラディッシュが注文した、全高2メートルほどの青いパワードスーツ。太めの全身を無理やり詰め込んでいるが、頭だけは覆える形のヘルメットが用意できなかったため剥き出し。

 全身鋼鉄製で、両手には巨大なチェーンソーと火炎放射器を搭載している。ただし機動力はただでさえ鈍足なうえ、本人の技量不足も相まって反応は鈍い。

 

【容姿】

 エルフバイオラボ職員。

 でっぷり太った、赤髪の白人男性。髪の毛や髭は伸び放題で、全体的に不衛生。

耳は整形してエルフ耳にしてある。まんまる三重顎の顔にかなり不釣り合い。

 元々は、エルフが大好きすぎるギーグだったが、あまりにもエルフ好きが高じて異世界転移を果たす。そして、未来技術を提供した功績で、カンパニーに取り入ることに成功する。

 しかし、いざエルフと結ばれようと行動したが、その見た目と性格から逆に嫌悪されてしまう。激しいショックを受けた彼の嗜好はますます歪んでしまい、全てのエルフを自分のものにすべく、エルフ研究所関連の政策を積極的に進めていくことになる…………



・擁護すべき点が…………

 全くない! これほど褒めるべき点がない人間もまた珍しい。

 今回❤陣営で参加したのも、自分の寿命がエルフより長くなるからというしょうもない理由。強化スーツにより、生身の人間では若干苦戦する相手かもしれないが、何とかなるでしょ(適当)


・ベルの位置

 着ている服のポケットの中

 

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