第5話 あれ?

 この感覚,とても前に見たことがある。夢の中,私は友人の隣でこの文章を書いていた。その時交流がある人々や環境は,既に決まっていたらしい。


 だから私は運命が嫌いだ。神に用意されたレールの上を走るしかない。だから私は神が嫌いになるのだ。だから私は私自身を嫌悪する羽目になる。


 自己嫌悪は己の人生に深い影を落とす。全てが上手く行ってないのではないか。しかし,究極的には運命の神秘を信じ,確信する私からすると,それもまた非論理的である。宇宙は非論理的ではあるが。


永遠はない。時間はない。

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