　最初の特徴は「言葉でも文字でも曖昧（あいまい）な表現がわからない」事です。

　簡単に言うと「調子はどう？」とか「適当に座ってて」などの表現が理解できないという事です。

　普通なら「調子はどう？」と言われたら「まあまあだよ」などと答えますし、「適当に座ってて」と言われたら適当な椅子（いす）に座りますよね。

　ですが、アスペルガー症候群の人には「調子はどう？」は「どうって何が？」だし「適当に座ってて」は「適当って？」となってしまいます。

　これは決してふざけたりしている訳ではありません。

　曖昧な表現で伝えてしまうと、上手く伝わらないことが多いです。掃除をしてほしい時に「そこを掃除して」と言うと「そこってどこ？どうやって？」となるので「そこを掃除して」ではなく「キッチンの床をモップを使ってきれいにして」のように具体的な表現で伝える必要があります。

　参考文献

　4~6行目

(https://women.benesse.ne.jp/healthcare/sp/static/calendar/calendar50_01.html)

　17~23行目

(https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/aspe/)

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