スターゲイザー

この先を進んでしまえば 戻れない

それぞれの道が待っているから

まっすぐ前を見据える君と 横顔を見つめる僕


流星群の夜に

あの空の星を掴みたいと 彼女は目を輝かせた

僕は不可能だよと笑った

僕等の違いは一体何だろう?


きっと僕は 君のようになりたかった

いつからだろう 夢を追わなくなったのは

キラキラと目を輝かせて 笑わなくなったのは

少しだけこの胸が痛む


この先を進んでしまえば もう戻れない

それぞれの道が待っているから

答えを見つけて歩く君と 立ち止まったままの僕


ずっと君が好きでした

最後の声は 届いていたのだろうか

遠くなる背中を 君という星を

じっと見つめながら

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