詩集。

夕凪 春

スターティング・オーバー

心無い声に苛まれていても

絶対に負けたくはなかった

机に突っ伏して 泣き顔を隠したあの日々


そんな心に一筋の光が差した 友人ともの声

本当は涙がでるくらい 嬉しかったんだ

自分は誰にも 理解されてないと思い込んでいたから

気恥ずかしくて 素っ気無い振りをしたけれど

本当にありがとうと伝えたい


君の価値を決めるのは 他人なんかじゃない 自分自身なんだ

他人が指を指して笑っていようと そんなの問題なんかじゃない

笑いたいやつには 笑わせておけ

要は君が自分をどう思うかなんだ


今振り返れば そんなに悪いものではなかったな

すべての出来事が 良くも悪くも自分を形作っている

あの頃の思いや悔しさが 今の自分を強くしている

そう思えるようになったから


これからも たくさんの理不尽が待っているのだろう

でも そんなの問題なんかじゃないんだよ

笑いたいやつには 笑わせておけよ

要は君が自分をどう思うかなんだよ


そう考えると 楽しくなってきた

明日は何が起こるんだろう?

きっといい日になれ

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