憧れと初心

 九月上旬 合宿場 中庭


「結構みんな集まってくれたね藍ちゃん」

「だな! めぐるちゃんも一緒に誘ってくれて助かった! 下賤な私だけじゃ人集まらないからなー」


 ……なんでこの人たまに卑屈なくらい謙虚なんだろう。


 合宿場中庭に集まったのは、川添、椎名、小沢、林田、そして自分の一年男子ズ。

 一年女子は……夏井、古賀、田淵の三人。

 先ほど連行されてきたハズの春原先輩は隙を見て逃亡したご様子。


 厳正かつテキトーなくじ引きの結果、ペアで行う肝試しの自分のパートナーは、極度のビビりである古賀。

 その他は川添&田淵ペア、林田&夏井ペア……そして椎名&小沢ペア。


「なんでこの部活のくじ引きは必ずホモペアが出来るんだ……」

「……諦めようぜ。袖とか掴んでいいから」


 血涙寸前の椎名と何故か受け入れる小沢。

 五人×五人でちょうどいいと思わせたのは一瞬で、清田先輩と月無先輩の二人は仕掛け人として肝試しを盛り上げるとのこと。


「ちなみにわたくし藍ちゃん先輩は、二年生として一年カップルの誕生を推奨しております。つるはし効果ってヤツだな!」

「吊り橋効果ッスねー」


 林田バカ清田アホを訂正する教育の敗北現場である。


「じゃ、私たち仕置き人は先行ってるから! 五分くらいしたらスタートな!」


 暗がりで仕置き人とか絶望しかねぇな。ツッコミが追い付かねぇ。


 早々に面を食らい半ば呆れている一年勢を置いて、仕掛け人二人は森の小道へ姿を消していった。

 しかし、清田先輩はともかく、月無先輩も度胸あるよなぁ。

 待ってる間とか心細いだろうに。


「あはは、この組み合わせでカップルとかないよなー」


 っと一年女子田淵が呟く。

 林田と自分は言わずもがなだし、川添にしても草野先輩一筋くさいのは同じバンドの田淵からすれば一目瞭然なんだろう。


「……俺たちに託されたな、椎名」

「お前合宿来てからちょいちょい正気じゃねぇな」


 ……日毎におかしくなっていく小沢は放っておこう。

 

「し、白井君よろしくね? できるだけ頑張るから」

「あ、うんよろしく古賀。……でもそんなにビビるなら断ればよかったのに」

「そ、そういうわけにも!」


 古賀は始まる前からビクビクである。

 そんな様子だったが、何やら田淵がちょいと呼びつけ……耳打ち。

 古賀は決心したかのような素振りを見せ、こちらに戻ってきた。

 ……チャンスとか聞こえたんだけど何事?


「行こう白井君! 私たち一番目だし!」

「あ、あぁそうだね行こうか」


 そんなこんなで肝試しはスタートした。


 ――


 森の小道に入ると、辺りはかなり暗かった。

 とはいえ清田先輩が一定の間隔でペンライトを配置してくれているので、道に迷うことはなさそうだ。

 アホとはいえ、意外にも清田先輩はいつも小物の準備は徹底してる。

 ってかなんでこんなにペンライト持ってるんだよ。


 古賀は自分のTシャツの裾を控え目に掴んで、明らかにビクビクした様子。

 ……話題振ろう。ちょうどいいのがあるし。


「そういえば……」

「そういえば! ……あ」


 タイミングが完全に重なり、妙な感じになる。

 

「ふふ、あはは。白井君からどうぞ」

「あ、じゃぁ……」


 でもいい感じに緊張はほぐれたみたいだ。


「岸田先輩に聞いたんだけど、巴さんに教えてもらいたいんでしょ? 古賀って」

「あ、うん。私もまさにその話題だった。だからどうすれば仲良くなれるかなぁって。白井君、巴さんと仲良いでしょ?」

「ん~……いいとは思うが。どうすればってのはわからん。普通に話しかけてみたら?」


 都合よく、というか予想通り話題は共通した。

 しかし、話さないことには何も起きないというのが、明確な答えだろう。


「そ、そんな恐れ多い……」

「あ~、あはは。確かに同パートで一番上手い人だもんね。ちょっとわかる」


 話は進むがおずおずと足取りは重く、ずいぶんとスローな歩行速度。

 まぁこればっかしは仕方ないか。


「仲良くなれたのも、俺の場合はめぐるさんのおかげだなぁ。先輩方に仲良くしてもらってるのって、間に月無先輩いるからだし」

「……そうなんだ。でも月無さんと付き合ってれば確かにそっか」


 ……まぁそういうことにしとこう。


「月無さんってどういう人なの?」


 あら、巴先輩の話はもういいのか?


「ん~……明るくていつも元気で……まぁ元気すぎるけど。あと努力家で常に全力。なんか俺にないもの全部持ってるような人かなぁ」

「ふふ、憧れるねそういう人」

「……そうだね。すっごい恥ずかしいけど。まぁ部活に入ったのも、新歓であの人の演奏見たからだし」


 最初は憧れだったなぁってしみじみ思う。

 こんな関係になると思わなかったし……っていかん、また考え込むとこだった。

 すると、古賀の裾を引く手が少し強まった。振り向いてみると、


「私と一緒!」

「え」


 突然に嬉しそうな声を上げた。


「私も新歓で巴さんの歌聴いて、この部活入ろうって思ったんだ!」


 なるほど……同じ境遇。


「あんなにカッコよく堂々と歌えればなぁって。私、歌うの好きなんだけど、あんな風には歌えないからさ。もっと間近で見たいって! 思ったし!」


 憧れを口にする人はみんな本当にいい顔をする。

 暗くてもそれはよくわかった。


 それを堂々と前向きに言える、それだけで人柄は良さは明らかだった。

 裏返せば妬みにもなるから。


 共感が嬉しかったのか、自分の裾を掴む手も離れ、明るい声になっていた。


「ハハ、あぁなれたらなって思うよね」

「うん、ね。白井君もね。月無さんカッコいいもんね」


 互いに別次元の人が目標っていうのも、志を共にするようで少し嬉しかった。

 初めて月無先輩の演奏を見たとき、どれほど衝撃的だったか。改めて思い起こす。


「ボーカルって先輩から教える文化みたいなのってないって聞いたからさ~」

「そうらしいね。それだけセンスの比重が強いって気もするけど」


 普通に話せるようになって、肝試しということも忘れて話も弾んでいたが……


「そーなんだよねー。絶対天才だし、頼ムワアアアアアア!!」

「何事!?」


 いきなりワリオの断末魔みたいな声で叫ぶっていう。


「ご、ごめんね。枝かなんか踏んだみたいで」

「……その音でそれかい」

「ほんとごめん! お、おかしいよね。ビビりすぎ」

「あ~、ハハ。でも回りおかしい人多いし」


 そうなんだ、と誰がおかしいのか気になるようだが、そのタイミングで何か聞こえ始める。


 ……うん、間違いない。

 自分の身の回りのおかしい人第一号の仕業である。


「……なんか音楽聞こえない?」

「あの人結構バグってるから」

「え……誰?」

「めぐるさん」


 そして歩調を少し早めて音の出所に近づいていく。

 ……木の陰に隠れてはいるが、静かな森の中でスピーカーから音が出ていれば一発で居場所はわかる。


「めぐるさん、この選曲は微妙な気が。ホラー感ゼロじゃないですか」


 いると思われる方向にそう声をかけてみると、


「……だよね」


 ……おとなしく出てきた。


「ごめん白井君、全然意味がわからないんだけど」

「大丈夫、わかんなくて当然だから」


 暗がりで曲流してる先輩とかどう反応すりゃいいんだってなるわ。


「いや二人ともほんとゴメン……。すっごい気合入れてたのに合う曲思い浮かばなかった」


 大方「めぐるちゃんBGM係な!」とか言われて、上手いこと乗せられた結果の奇行だとは予想がつく。

 しかし何故ここで幻想的で美しいゼノブレイドの『燐光の地ザトール 夜』を流すのか。

 

「つ、月無さんはえ~と……アレですか? BGM担当的な……?」

「そう! ……でもいざ流すかってなって気づいたの。何流せばいいんだろって」


 ……始める前に気づけよ。

 

「ヤバい、曲決まらないって思ってたら、さっきワリオの断末魔みたいなのが聞こえたからさ。来ちゃった! 早くかけなきゃ! って」


 考える暇がなかった、ということか。


「ホラーってなるとBGM浮かばなくってね~。不気味な曲でいいのってなかなかなくって。ほら、実際のホラーゲームとかだと無音がむしろ怖いし! それに打ち込みの音源の曲は中々溶け込まなそうだったし~……」

「それで何故ザトール」

「それはあれだよ……なんか雰囲気いいじゃん。藍ちゃん光置いてってくれてるし。風景見てたらパッと浮かんだのがこれだった」

「ペンライトが点在してるだけですし……第一に雰囲気よくしちゃ肝試しにならんくねぇです?」


 珍しい光景だから現実での幻想感でも味わいたかったのだろうか。

 そんなこちらのやりとりを見て、古賀がクスッと笑った。


「ふふ、月無さん、思ってたのと全然違いました」

「え!? ……変?」

「そ、そうじゃなくって。部会とかで面白いこと言う人だなぁって思ってましたけど、もっとカッコいい女性の印象があったので」


 まぁ黙ってれば本当にただの美人だし、演奏中の印象が強ければそうだよなぁ。


「カッコいいだなんて……よせやい」

「そうじゃないって言われてるんですよ」

「たまには浸らせてよ」


 茶番を挟み、企画崩壊しつつある肝試しを全うしようと再び歩き出すと、


「あたしも行く」

「ハハ、寂しくなりました?」

「それも正直あるけど……あたしはこの役を下りる。藍ちゃんに懺悔する。……このままだと全組から総ツッコミ食らう」

「ふふ、じゃぁ月無さんも一緒に行きましょう!」


 めぐるが仲間になった! ……なんとも残念な理由だが。

 そして道中、自分と月無先輩だけで話しているのも古賀に悪いなんて思っていると、古賀の方から話を始めた。


「でも本当に仲良いですよねお二人って。いいなぁ」

「古賀も話しかけてみればいいんだって」

「何々? 誰の話?」

「「巴さん」」


 月無先輩が納得の声を上げ、その話題が広がっていった。


「フフ、同じパートなら憧れるに決まってるよねー。巴さんライブ中超カッコいいもん」

「普段とのギャップありすぎですよね」

「そこがまたいい!」


 すると、月無先輩からも話が聞ければと思ったのか、古賀も話を続けた。


「普段はどんな感じなんですか?」


 当然の疑問だろう。

 しかしそう聞かれて少し考える自分より先に月無先輩が答えた。


「いい人だよ~。前はだら~ってしてたけど、あたしのこと可愛がってくれるし、後輩想いで優しいよ」

「そうなんですね。じゃぁ……」

「話しかけてみなよ! きっと色々相手してくれるよ!」


 確かに、初対面のころはだらだらしてる人って感が強かったけど、今はそうでもない。してるにはしてるが、バンドのことをちゃんと考えてくれている。


 それなら、と古賀の表情が明るくなった。

 そして結構歩いたところで、折り返し地点が目に入る。


「あ、あれだよあれ。踏破の証にうま〇棒置いてあるからそれ取って帰ろ」

「祠って本当にあるもんなんか。ってかうま〇棒」


 そして祠に近づくと……


「ヒッ」


 一同変なものに目を奪われる。


「死……死んで」

「ないから。この人のノリに合わせると気に入られるぞ」

「うん。気に入られると厄介だから気をつけてね」


 うつぶせに倒れる清田先輩アホをスルーしようとすると、


(スルーすんな)


 小声でなんか言ってきやがる。死んでるんじゃないのか。

 すると、古賀が死体の手元に気づく。


「あ、なんか書いてある。……犯人は……ヤシ?」

「「ブッ」」


 参加してない八代先輩まで巻き込もうとするってすげぇな。


「アハハ、ほんと藍ちゃんは藍ちゃんだねー。まぁいいや戻ろっか」

「俺、正直八代先輩になら殺されても仕方ない気がしますわ」


 渾身のネタに不覚にも笑わされてしまったが、正直慣れているので大げさな反応もなく、折り返した。

 覚えてろよと聞こえた気がしたが幻聴だろう。

 不慣れな古賀は心配していたが、清田先輩に限って心配はいらないと無理やり納得させた。


 帰り道に、いい加減気になったのか古賀が月無先輩に尋ねた。


「あのー月無さん……ずっと流しっぱなしでいいんですか?」


 そう、合流してから今まで、ずっとBGMを再生しっぱなしである。

 自分はもう慣れたのでツッコむ気すらなかったが、一般人の反応だ。


「え、ダメだった? 雰囲気出るじゃん」

「ダメとかじゃなくて……」

「古賀、この人はこういう人だよ」


 どういう人だよと思われただろうが、本当にそうだから何も言えん。


「何の曲なんですか? 白井君知ってるみたいでしたけど」

「ゲームの曲だよ! いいでしょ!」


 ぽかーんとしているので、月無先輩のことを改めて軽く説明すると、古賀はなるほどと示してくれた。


「『トキワの森』とかさ~。あ、ポケモンのね。そういうのもアリかと思ったけど~……あと、悪魔城ドラキュラの『鍾乳洞』とかもアリかなって!」

「ハハ、あとで一緒に聴きましょうか」

「うん! 古賀ちゃんも一緒に聴こう!」


 巻き込まれるような形だけど、古賀も月無先輩の人柄がわかったようだ。

 春の代表バンドのメンバーは雲上人のような扱いだし、ほとんど知らなかったのだろう。意外そうな反応ではあれ、少し嬉しそうだったのが印象的だった。


 帰り道の足取りは軽く、三人の話し声が森の小道に響いた。

 古賀の入部のきっかけの話をすると、再び憧れを語る古賀の表情を見て、月無先輩も自分と同じことを感じとったようだ。

 応援してるよ、と古賀のこれからを笑顔で励ましていた。


 ちなみに月無先輩の入部のきっかけは……話せば長くなるそう。

 ブラックミュージックが関係するそうだが、結局ゲーム音楽に繋がるので、初対面の古賀の前ではいったん自重するとのこと。


「おし、ゴール~」

「めぐるさん参加者じゃないでしょう」


 開始地点に戻ってくると、待機していた一同に出迎えられる。


「……なんで女子が増えてんだよテメェ。両手に花とはいい度胸じゃ」

「途中で合流した。説明はメンドイが俺は悪くない」


 川添から呪詛が飛んでくるも、会話拒否。

 すっかり仲良くなった月無先輩と古賀は女子勢と合流し、皆で仲良く話していた。


 そんなこんなで肝試しはつつがなく進み、全組が終了した。

 自分と古賀のペアは月無先輩のおかげ(せい)でコミカルに済んだが、BGMもない他のペアは結構怖かったそう。

 無音がむしろ怖い、と月無先輩の言っていた通り、ホラーには無理にBGMをつける必要ないということが図らずも実証された。変な話だ。

 古賀なんて枝踏んだ音が一番怖がってたし。


 戻ってきた清田先輩に、月無先輩はえらいダメ出しを受けていたが、肝試し企画は思ったよりもいい交流会になった。


「白井君、ありがとうね。私、明日巴さんに話しかけてみる!」


 前向きにそう語る古賀のを見ると、参加してよかったと心から思えた。

 当初はどうなるかと思ったが、一年生だけでなく、企画者の清田先輩やBGM係(失格)の月無先輩も皆楽しそうな笑顔を見せていた。


 自分も、憧れを語る古賀への共感からか、初心を思い出すような出来事だった。

 



 隠しトラック

 ――喋る死体 ~合宿場 森にて~


 川添&田淵ペア


「結構肝試し感あんな~。ペンライトのおかげでまだマシだけど」

「川添結構ビビりなんだね」

「そ、そんねことねぇし」

「あ、あれじゃない? 折り返し」

「おぉ。ってか祠って本当にあるもんなんだな……」

「印持ってかえ……うわビックリした!!」

「……清田さん何してんすか」

「死体のつもりなのかな……えっと……犯人はヤシ」

「ブッ」

「あはは。面白。じゃ印持って帰ろ。……うま〇棒?」

「ここだけなんか雑だな」

(ペアの二人で食べること推奨)

「……あ、そうなんすね。あざす」

「……喋るんですね死体なのに」

(最初に説明しとくの忘れた)

「あ、じゃぁ伝えときます」

(ありがと川添っち)


 小沢&椎名ペア


「意外と楽しめてる自分がいる」

「奇遇だな椎名、俺もだ」

「お、祠あった」

「雰囲気あんなー。……いや清田さん何してるんすか」

「……昨日から体張りすぎっすよ」

(……これが私の生き……死に様だから)

「プッ。上手いこと言ったっすね」

(ありがと椎名っち)

「あ、椎名、なんか書いて……ブフッ」

「あ? 犯人はヤシ……クッ」

「く、下らなすぎる……はぁ、うま〇棒持って戻るかー」

「だな」

(二人で食べること推奨)

「いやさすがに……なぁ小沢」

「俺はやぶさかでは」

「ざけんな。ってか他見ても組み合わせ的にカップルできないっすよ、この肝試し」

(チッ)

「おい舌打ちすんぞこの死体」


 林田&夏井ペア


「あ、あれじゃないですか林田君! 祠!」

「おー。肝試しっぽいな!」

「でもなんで祠なんてあるんでしょう」

「神様でもいんじゃね」

「なるほどー……ヒッ!?」

「どした……お、清田さんじゃん」

「死……んではないですよね。……えっと、犯人は……ヤツ?」

「誰?」

「さぁ……あ、藍ちゃん先輩、ヤツって誰ですか?」

(え……ヤツじゃなくてヤシのつもり)

「ヤシ? 何でしょう」

「実じゃね」

「なるほど。あ、うま〇棒持って帰りましょう」

「戻るかー」

「あ、そうだ! 気になってたので。藍ちゃん先輩、なんでペンライトこんなに持ってるんですか?」

(……元々持ってる)

「え、好きなんですか?」

(小道具好きだから、ってか私今死体)

「何で死体やってるんですか?」

「夏井ちゃんキリねーなー」

 

 夏井は全てのボケを殺す。




*作中で紹介した曲は曲名とゲームタイトルを記載します。


『燐光の地ザトール 夜』――ゼノブレイド

『トキワの森』――ポケットモンスター赤・緑

『鍾乳洞』――悪魔城ドラキュラ SFC版


 ちなみにザトールの作曲家は登場人物の名前の元ネタです。

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