幕間 神の軍勢

 *今回の話は夏編ラストと秋編開始の間の出来事です。

  白井の脳内が見るに堪えないキモさになる可能性がありますので、閲覧の際はご注意ください。

 



 ……ついにこの日が来てしまった。


「よしこの辺でいいな。白井パラソル頼むわ」

「うす。部長」

「部長? 違うな。今日の俺は海のオトコ。言わば……アレだ……海の……部長だ」

「……見切り発車でボケないでくださいよ」

 

 荷物番兼ボディガードという名目でお誘いを受けた海。

 照りつける太陽は午前だというのに砂浜を暑く燃やし、これから起こる出来事への期待をヒートアップさせるかのようだ。


 女性陣が着替えている間に男衆三人で陣取りをする。


「俺は何すればいい」

「氷上は木刀帯刀して突っ立ってりゃいいわ」

「間違いないですね」


 浮かれる気持ちは正直言って尋常ではない。

 今日は氷上先輩への無礼をもいとわないほど。

 ……ってか木刀似合っちゃってるわ。


「よしこんなもんか。女子来るまでに一服してくるわ」


 一通りの準備が終わると、部長は砂浜の端の喫煙所へ向かった。

 帯刀した氷上先輩と二人残される。


「……座りましょうよ。怖いですよそれ」

「……いや何かしっくり来てしまってな」


 ……おもしれぇなこの人。

 

 ちなみに今の月無先輩との関係は移動中の車内で巴先輩に自白させられた。とはいえ後押ししてもらった恩があるので報告に近い。

 どうせ隠し切れない、と親しい人には隠さないことに協議の結果決まったのだ。

 どちらかと言えば誤魔化しの下手な月無先輩への救済措置だ。


 月無先輩は、信用しきってくれたのか変な方向に振り切れて、今日は三女(三年女子)の水着品評会もやろうとか言ってくる始末。

 曰く、皆超可愛いから実際仕方ない、とのこと。不可抗力は認めると。


 苦労するな、なんて理解ある言葉も頂きながら氷上先輩としばし談笑していると……ふと、背後に異質を感じた。


 それほど遠くもない、しかしそれでいて手の届きようのない、高次の存在。

 振り向くまでもない、本能で理解してしまった。


 ――降り立ったのだ。


「……来たな」

「……来てしまいましたね」


 ――神の軍勢が。

 

 砂浜に降臨した一団はそうとしか形容できないものだった。


 水着という神衣カムイを纏ったその姿。

 秋風先輩を筆頭に、巴先輩、冬川先輩、八代先輩の三年生四人、いや四柱よんはしら

 そして付き従う天使と見紛う、月無先輩、春原先輩、夏井の後輩組三人。


 見知った姿とはまるで違う神々しさを放っていた。


 喧騒はどよめきへ、どよめきは静寂へ……民の目は一瞬で奪い去られた。

 羨望か心酔か、或いは自失か嫉妬か……。

 男も女も関係なく、その威光に当てられ、平伏へいふくした。


 あるものは膝から崩れ落ち、またあるものは口を開けたまま言葉を失う。

 信仰心の表れか、前かがみになるものさえいる。

 理解するまでもなく、本能が体をかしずかせるのだ。


 手を振ったりして一団に居場所を示す必要があるのだが、それはできない。

 命の危険を晒すのと同義だからだ。


 それに、こちらから何かする必要などなかった。

 まるで神話の一節、神々は人の波を割り、一つの道を創った。


「白井く~ん!!」


 天使の一人がぶんぶん手を振ると、民の目線がその方向へ向く。

 探しているのだ。白井という名の咎人とがびとの姿を。


 ……もちろんあの人は人の命を危険にさらしている自覚はない。


「お前一瞬で大勢の恨み買ったな」

「……氷上先輩もですからね。帯刀しときましょう」


 自衛手段なしでは生きて帰れない気がする。

 合流した際にはものすごい覚悟が必要だった。


 ――


 女子勢は早速と海に入りに行って、男衆はパラソルの下で史上稀に見る視覚満足度を堪能させてもらった。


 波打ち際で風にパレオをなびかかせる秋風先輩。

 浮き輪で気ままにマイペースな巴先輩。

 砂浜で平和に黙々とお城を作る春原先輩と夏井。

 ばしゃばしゃと意味もなく人に水をかけまくる月無先輩。

 ばっしゃばっしゃと写真を撮りまくる冬川先輩。

 八代先輩の投げたビーチボールのジャイロ回転。


 全てが貴重な一瞬、例えようもない唯一無二の尊い光景。

 

 秋風先輩の浄化作用が働いているのか、女子勢に下賤な目を向けるものはいなかった。

 それどころか不可侵領域のように、軽音女子勢専用の一角ができていた。

 秋風先輩の存在そのものが最強のナンパ避けである。


 ――


「そろそろお昼食べましょうか~」


 続々と陣地に戻ってくると、秋風先輩の号令がかかった。

 折角だから海の家で食べようということになっていた。


 すると、時は来たれりというように、部長が立ち上がり声を上げた。


「お前らにおあつらえ向きの舞台がある!」


 何だコイツという目線が女子勢から集まるも、さすがメンタル強者、平然と話を続けた。


「あっちの特設会場が目に入るかね君達」


 そう言って部長が指差した方向。

 海水浴場の端っこに舞台が用意されていた。


「み、水着コンテスト……!」


 ……都合いいな。

 夏井が読み上げたそれは、漫画やアニメでは定番のそれだった。

 実在するのかこういうの。


 曰く、そのすぐそばにある海の家が主催していて、参加すると食事が無料になるとのこと。

 女性陣はお金が浮くのでどうか、ということだ。


「あとさっき通りかかりに設営せつえい手伝ってよ。そんときに人数集めてくれたら俺の分もタダにしてくれるって言われた。お腹いっぱい食べられると思った」


 海に来てまで食欲の方が勝るのかこの人。


 反応を見るに皆明らかに興味がない。

 大勢に見られるくらいなら金払って食事する方がマシということだろう。


 しかし何故か一人だけ目を輝かせていた。


「……三女最強を決める場」


 春原先輩である。

 何かと戦闘意欲旺盛な彼女からすれば、三年女子の頂上決戦が見たいのだろう。

 ちゃっかり自分を安全圏に逃がしたうえでイベント楽しもうとしている。


 三女の方々は難色を示していたが……。


「ちなみに賞金10万らしいぞ」

「それならやる~」


 賞金のケタが地味にデカく、意外にも巴先輩が即答した。


 巴先輩が出ればどうせ優勝、と他の三人は出る気がなかったようだが、月無先輩達後輩三人の説得を経て結局参加することに。


 エントリーのために海の家に行くと、明らかに周囲がザワついた。

 最早優勝は三女の誰かで確定、かと思われた。


「こういう時さ、『私に勝てると思って?』みたいな新キャラ来るよね!」

「……そんな感じじゃないですね」


 月無先輩のあるあるは所詮二次元の話。

 もちろんそんなこともあるハズなく、勝ち確な状況に苦笑いしそうだった。


 ――


 時間が来て特設会場に行き、軽音勢は最前列に位置どった。


「今年も始まりました、海の家『ごっさむ』主催! 水着美少女コンテストー!!」


 治安悪そうだな。何でそんな名前にしたし。

 司会を務める海の家の看板娘が威勢よくコールすると、集まった観客から一斉に声が上がった。


「今年お集まりいただいた10名は過去最高といっても過言ではないハイレベルな水着美女! 会場の熱気も最高潮ですね~」


 ステージに並んだ10名のうち4人は軽音うちの人。

 ……他の6人も結構な美人なのに戦意喪失してるのが目に見える。


 そして一旦ステージ後方に下がり、コンテストは自己紹介から始まった。

 八代先輩達は7~10番、出番は後ろにかたまっている。


 正直言えば前座、申し訳ないがそうなのだ。

 一人また一人とステージ中央に来ては司会とやりとりするも、後ろに控えている四人の存在感が強すぎる。


「これはチャンスね……。それまでを参考にできるだけでなく会場の反応、そのツボも探れるわ……まずは一つアドバンテージよ……」

「アドとかなくてもどうせ勝ちますよこれ」

「うん、こういうの言ってみたかっただけ」


 月無先輩は自分の隣で戦況分析、他の人達も横並びになって応援だ。


 そしていよいよ軽音三年女子勢。まずは冬川先輩。

 司会が待つステージ中央に冬川先輩が移動すると、会場は明らかに異様な盛り上がりを見せた。


「さすがカナ先輩。改めて見るとほんとスタイルいいよね。あたし男だったら絶対惚れちゃう」


 品評会をすると言ったのはマジのようで、月無先輩は見どころを語り始めた。


「長い黒髪とスラッとした体型を最大限に引きたてつつ飾り気のない黒ビキニ……シンプルだからこそ似合う人の少ないアレをここまで着こなせるのはカナ先輩だけね。水着コンテストの王道として最有力候補ね」

「……俺は乗った方がいいんです? そのノリ」

「うん、乗って」


 冬川先輩は終始口数少なく、最低限のやりとりで自己紹介を終えた。

 去り際もクール、恐らく会場の人には理想のクールビューティーに見えただろう。


「恥ずかしすぎて何も言えないだけだねアレ……」

「やっぱそうですよね」


 実際はそんなところ。


 次に出てきたのは巴先輩。

 しっかり観客に手を振りながらの登場に、冬川先輩に負けず劣らずの歓声が響いた。


「巴さんもカナ先輩と同じく王道の一つ……むしろ水着コンテストで優勝するテンプレートみたいな存在ね。あそこまでグラマーだと最早水着が正装と言っても過言じゃないわね。ぶっちゃけグラビアアイドルじゃない?」

「あ、はい。確実にトップ取れますね」


 男受けしそうなスタイルという点ではぶっちぎりだろう。デカい。

 水着でもメガネは絶対着用というこだわりも見逃せない。


「巴さん、顔も可愛い寄りであのスタイルっていうのがまたズルいよね。あと流石、ボーカルの経験がこういうとこで活きてる。これはポイント高いわよ。喋り方も可愛いし、あれで落ちない男いないんじゃないかしら」

「手放しで褒めますね」

「うん。だってあたしなら落ちちゃう」


 司会への応対も中々上手、客もしっかり煽っている。

 ライブでも少しアイドルノリなところあるし、人心掌握はお手の物。

 出番が終わるころには完全にファンを確立していた。


「さて、次はヤッシー先輩だね。あたし的にはヤッシー先輩一番人気もあると思ってる」

「ほう……」


 月無先輩の言うとおり、八代先輩に自己紹介が回ると再びの熱気だった。


「何と言っても日焼け」

「わかってますね。あれこそが八代先輩の魅力。あの健康的な色気は他の人にはない唯一無二のものに違いないですよ。水着の時にしか見えない日焼けと素肌のコントラストがまた」

「うん。ってかキモいね」

「ノリに乗ったら乗ったでヒドくね」


 どうしろってんだ!


「でも肉体美! って感じするよねヤッシー先輩。健全な美しさっていうか、タンキニ(タンクトップみたいなビキニ)があそこまで似合う人他にいないよ。あたしだったら絶対惚れてる」

「さっきから見境ないですね」

 

 八代先輩はもともと陸上で薄着に慣れているのか、水着見られる程度なら、という様子。余裕のある対応で出番を終えていった。

 飾り気のない口調でも人気を博したか、性格も含めてかなりの支持を集めていそうな様子だ。


「……この勝負」

「わからなくなってきましたね」

「……うん。最後まで言わせてよ。何で言うの」

「すいません。ちょっと言ってみたくて」


 そんなこんなでいよいよラスト、秋風先輩。

 八代先輩までの三人ですでに会場の熱気は最高潮、間違いなく歴代最高の盛り上がりだろう。

 

 秋風先輩がステージ中央に歩を進めると、呼応するように、誰かが言った。


 ――ありがてぇ。


 確かにそう聞こえた。軽音うちの人ではなかった。

 最前列で見守る軽音勢が驚きの表情を合わせた。


 ――ありがてぇ。


 再び聞こえた。今度は別の声だった。

 何なのだこれは。一体、何なのだ。


 背後の様子がおかしい。先程までの熱気とは打って変わっての静寂。

 おそるおそる月無先輩と一緒に振り向くと……下心や情欲の一切を浄化された民が、両の手を合わせていた。


 ありがてぇ……見知らぬ人がまばらにそう唱えた。

 軽音楽部の身内ネタなどではない、女神の神威が、まるで当然であるかのようにそうさせるのだ。


「まだかしら~?」

「……あり……あ、はいすいません! エントリーナンバー10番!」


 声をかけられるまで司会ですら正気を失っていた。


「ご、ご、ご尊名を伺ってもよろしいでしょうか!?」


 まだ失っていた。

 異様なかしこまり方でやりとりは続いていった。


「……さすが吹先輩。水着コンテストが女神降臨のワンシーンになっちゃった」

「平気で超常起こしますよね……」


 最早信じろっていうのが無理なくらいな状況だわ。

 ステージ後ろで待機してる八代先輩達爆笑してるし。

 「吹のヤツまたたみ従えちゃってるよ」とか言ってるんだろう。


「もうあのパレオとか神の羽衣的なアレにしか見えないよね」

「今日は格好のせいもありそうですよね。女神パワー数倍に増してますよ」


 純白の水着はもはや神衣カムイでしかなく、日頃は抑えられている神力が溢れ出てしまっている。冗談のような光景もそのせいなんだろう。

 

 秋風先輩が後ろにはけると、次のプログラムに移行するためのMCが挟まれた。


「四人は東京の大学からお越しということでした! さぁ、そして次は特技の披露なんですけど~……」


 他の参加者6名は全力で拒否の姿勢……もう勘弁して下さいと言わんばかりに投了の意思表明をしていた。


「今回はこのまま審査に移ってしまおうと思います!」


 ……可哀相に。

 見事水着コンテスト会場は神の軍勢によって支配されてしまったのだった。


 結局予定調和のように優勝は軽音勢。

 僅差だったようだが秋風先輩が賞金をかっさらい、女神スマイルで会場を盛り上げた。


 海の家で食事する時は四人だけのテーブルが用意され(というか一緒の卓に座ろうものなら後が怖い)、羨望の眼差しを集めていた。


 ――


「俺飲み物買ってきますね」


 またひとしきり遊んで陣地に集まったところで、それぞれの要望を聞いてパシられることにした。


「あ、あたしも行く。手伝うよ」


 月無先輩も同行してくれるとのこと。助かった。

 ニヤりと含み笑いも見えたが、気を使ってくれたのかそのまま解放された。


 折角なのでさっきの会場になった海の家で買おうと、コンテストが終わって少し人の減った方向へ二人で歩いた。


 しかし月無先輩の水着姿は正直どぎまぎする。

 パンツタイプの少しボーイッシュな水着がこれ以上なく似合っていて、爽やかな可愛さを引き立てていた。


「フフ、やっぱり皆可愛いなぁ~大盛り上がりだったね」

「ハハ、全部かっさらっちゃいましたね」


 少しくらいは積極的に、今日くらいは男らしく……言ってみよう。


「めぐる先輩出てたら一位だったと思いますよ。水着もすごい似合ってますし」


 すると、不意打ちだったのか、目を見開いて一気に顔を紅くした。

 ……イヤまじ可愛すぎるんだが。


「そ、そういうこと言うなし!」


 恥ずかしまぎれに思いっきり背中を叩かれたが、喜んでくれているようだ。


「あの四人に比べたらあたしなんてアレですよアレ」

「……いや自覚ないかもですけど……可愛いって言ったらめぐる先輩がトップだと思いますが」


 ちょっと追い打ち。


「流石にそれは~」

「ぶっちぎりで」


 一度好きって伝えたこともあってか、今日は何だか口が軽い。

 思えばちゃんと可愛いって言ったのも始めてかもしれない。


「む~……嬉しい……です」


 はい、天使。可愛さ限界突破。

 結局攻めたつもりが恥ずかしくなって、二人とも顔を紅くして、終始無言になって飲み物調達のミッションを完了した。


 月無先輩は嬉しいと恥ずかしがりながらもニヤけてしまう、なんて情報は聞いてはいたけど、実際に目の当たりにしたそれは、この夏一番の宝物になる程愛しい姿だった。


 海、それは男のロマン。暑い夏が最もアツくなるイベント。

 三女(軽音三年女子)の四人、神の軍勢が浜辺を席巻した最高の思い出は、一人の天使の可愛すぎる一面によって締めくくられた。


 いいものを見れたと思いきや更新し続ける、月無先輩の無限のポテンシャルを思い知る一日になった。




 隠しトラック

 

 搭乗拒否 ~海の家『ごっさむ』にて~


 白井達食事中


「スー先輩、そういえば薫君来るって言ってませんでしたっけ?」

「あ、やっぱり恥ずかしいって」

「あ~……まぁ年頃の男子ですもんね」

「ふふ、刺激強いんじゃないかな。特にあの辺」

「……あの神々は特例中の特例なので」

「かおちゃん来るの楽しみにしてたのに! 愛でたかったのに!」

「ほら、こういうのもいるから」

「この人も特例なので」

「……あたしの扱い酷くない?」


「私も見てみたかったです、薫君」

「ふふ、じゃぁなっちゃんも今度うちに遊びにおいで」

「ほんとですか!? 是非!」

「吹先輩も今度来るから一緒においで。喜ぶよ」

「やったぁ! 楽しみです」

「あたしも行く!」

「めぐるちゃんは日を分けてきて」

「……ねぇ白井君、あたしの扱い……」

「割と自業自得です」

「ふふ、冗談だよ」


「でも白井お兄さんも海来るよって言ったらちょっと迷ってたよ」

「え、何それ可愛すぎません?」

「いいなぁ~白井君懐かれてて」

「男子同士通じるものがあるんです」

「ふふ、また学園祭ライブに遊びに来るから相手してあげて」

「ハハ、喜んで」

「お、また来るのか春原ジュニア」

「はい。去年すごい楽しかったって。ヒビキさんもまた肩車してあげてください」

「合点」


「何か平和でいいですねそれ」

「土橋先輩も肩車してあげてたよ!」

「ハハ、なんかもうアレですね、操縦者的な」

「月無、気を遣いなさい」

「あ! すいませんでしたヒビキさん」

「……何かあったんですか?」

「いや、その……な?」

「あたしの口からじゃ……」


「……何故こっちを見る」

「まぁ、その、アレだよ。ヒカミンは悪くねぇよ」

「そうそう、ちょっとアレなだけですよ!」

「……あっ」

「察するな白井!」

「……怖がられちゃったんですか?」

「夏井は察しろ!」

「「「「ブフッ」」」」

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