第26区の亡霊戦士
文月
プロローグ
――少女達は戦う。
戦うことが使命だから。戦わなければ死しか道がないから。戦うことが、せめてもの自己証明だから。
そして何より、それを強要されたから。
――少女達は存在しない。
存在してはいけないから。存在しては困るから。存在したとするならば、一つの国が崩壊してしまうから。
何より、少女達はもう人ではなく、死神なのだから。
嗚呼。戦意を放棄し、剣を捨て、その全てを幼き少女に押し付けた我等愚者共が、死にものぐるいで戦う戦士達を死神と嘲笑うなど――どうかしている。
そんな死神と謗られた少女達の名は、第26区の亡霊戦士――〈ワンダーハンター〉。
第26区の亡霊戦士 文月 @Mennmechann
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