女神と吸血鬼のすれ違い

@tomoya4024

第1話女神の使命

君達は女神をしっているかな?そうだあの女神だ。

そんな女神が吸血鬼と時には共闘し、時にはぶつかりあい、互いに成長していく物語だ。ではごゆっくりと…


「…はい…わかりました。はい。では。(電話をきる)…はぁ…」


この女の子はカンナ。年齢16歳で身長160の小柄な女神だ。しかし見た目にはんして最高執行官でもある。


「…僕は最高執行官だけど…なんで吸血鬼まで退治しなきゃいけないんだ…」

???「あら?カンナちゃんじゃない!」

「あっ…美琴先輩…」

美琴「どうしたの?そんな疲れた顔して?」

「実は…吸血鬼のことでちょっと…」

美琴「あー…あのバカが頼んだんでしょ?」

「はい…」

美琴「無理しないようにね?退治に行くとしても万全な状態でね?」

「はい…わかってます…」

美琴「あのバカには私からいっておくからね。」

「頼みます。(走って部屋に戻っていく)」


~カンナの部屋~


「…はぁ…(戦闘になってもうごきやすいように洋服を着替えている)…吸血鬼…か…どんなやつなんだろう…?(髪を青いリボンで束ねる)…とっとと片付けましょう。(下界に降りる)」


~吸血鬼サイド~


「あぁ…めんどい。なんで人を襲わなくちゃいけないんだ…」

奴はスタディー。身長170の16歳で化け物じみた強さを持っているのである。

「俺は人なんか殺さなくても人工血液ですむのになー(そういいつつ人を殺す)」

「待ちなさい!」

「お?俺のこと?」

「そうよ!いっちいちめんどくさいことしてくれるわね!吸血鬼どもは!」

「おれだって襲いたくねぇよ!」

「じゃあなんで襲ってるのよ!」

「上がうるさいんだよ!」

「そんなものくそくらえよ!」

カ・ス「ふんっ!」

「今回ばかりは見逃してあげるわ。吸血鬼。その代わり今度からは抗いなさい?(一瞬で消える)」

「…いけすかないガキ。(同じく消える)」


~カンナサイド~


「あーーーーーーーーーーーーーーーーー!イライラするーーーーーーーーー!(執務室に響き渡る叫びを放つ)」

美琴「どうしたの!?」

「あっ美琴先輩…」

美琴「吸血鬼に何かされた!?大丈夫!?」

「いえなにもされてないです…。」

美琴「よかったぁ…」

「すこし吸血鬼に説教してしまったので…」

美琴「珍しいね。カンナちゃんじきじきに怒るなんて」

「イライラしたので…」

美琴「まぁ…頑張ってね。」

「はい!」

美琴「それじゃあ私は配置に戻るね。」

「わかりました!」


~美琴が出ていったあと~


「よしっ!頑張りますか!」


~スタディーサイド~

「あーーーーーーーーーーーーーーーーー!ムカムカするーーーーーーーー!」

上「うるせぇ!いま何時だと思ってんだよ!」

「うるせぇ!黙ってろ!」

上「反抗期だぁ…」

「…くっそ…あのガキ…次あったら泣かしてやる…!」






次回第2話お嬢様のために。

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