　中学年代のプロチームのクラブチームの１次セレクションに合格した僕は、

2次セレクション合格に向けて、いろんなトレーニングを試してみた。

ネットで検索すると、PT(プライオメトリク・ストレーニング)をして、合格したという人がいたので、それも試してみた。

両足で軽く前方にジャンプした後に、右足のつまさきで着地し、その後、なるべく前方へおもいっきりジャンプして両足で着地するというものだ。

これを10セット、両足でおこなった。

これをするとスピードが速くなるらしい。

自分は足はそこまで遅くないが、少しでも速く走れた方が、サッカーをするには有利である。相手より少しでも早く反応できれば、五分五分のボールでも自分のボールにできるからだ。

そのためには、ボールに対する反応と走るスピードを速くしないといけないのだ。

その他に、2次セレクションに向けて、取り組んでいるのが攻守の切り替えの速さだ。攻守の切り替えといえば、攻撃から守備に入れ替わる時ばかりに注目されがちだが実際は、守備から攻撃に切り替わる時も攻守の切り替えなのである。

そこを意識するだけ、だいぶ違うのだ。

サッカーには4つの局面があり、攻撃、攻撃から守備の切り替え、守備、守備から攻撃の切り替えがある。

この4つの局面を「チームファンクション」といい、サッカーではこれ以外の局面はないのだ。

(続く)

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