プロローグ 2

ガタン。。。

頭が激しく揺らされる。

不満気に眠い目をこすりながら目を覚ます。

はぁ〜。

と深いため息をつく。

(あれ、今どこまで来たんだろう。半分くらい来たのかな?、もう少し寝たかったな。)

と自分を起こした衝撃に腹が立つ。

そんなことを考えながら、

ふと外に目をやる。

公園で遊ぶ子どもたち、花見をする家族連れや会社の集まり。

しかし、電車に乗っているため全部が通りすぎ、一瞬のコマ送りのように綺麗、風情を感じたりには到底及ばない。

でも、黄色の花これだけははっきりと見えたような気がした。

再び、はぁ〜と深いため息をつき、

目的地までゆっくりと目を瞑ることにした。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る