散花(R18)
乙女はあえて目前で服を脱いでいく。
無垢の裸体に男は苦く笑い、それでも抱き寄せた。
首筋を舌で、肌を指で少し愛撫し、女陰を確認すると、既にしとどに濡れていた。目を伏せる乙女の初心さに「いいの?」と囁くとやはり頷く。
男はあてがうと、痛みのないよう静かに進めていく。
乙女は女になった。
~*~
Twitter企画で、見た人は必ず参加する系で、RTとふぁぼ計10個で、エロい作品を書くがありました。
開けてびっくり、10個集まってしまった。
いわゆる官能小説だと品がないので難しいな、と思いながら、書かせて頂きました。
これが和泉瑠璃のエロティシズムです。
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