センニチコウの紅色は

花屋でよく見るイチゴみたいな花です。

ストロベリーフィールズとも言うみたいです。

この花は、暑さにすごく強い!

たぶん今年の酷暑でも、旺盛に咲いていたと思います。

種は、あのチクチクした紅色の花びらのなかにサンドされるように入っています。

細長い小さな種。

私は花屋で花を買ってきて、飾ったあとは

ドライフラワーにして、少しだけ種として鉢にまきました。

ドライフラワーになっても鮮やかな紅色がきれいです。

なかなか芽が出ないから、無理かな?と思っていましたが、小さな芽が出てきました。

そこからもあんまり育たないので、やっぱり無理かと思っていたら、気温が上がるにつれてどんどん大きくなり、他の植物が暑すぎてぐったりする頃に旺盛に咲いてくれます。

植物もほんと個性がいろいろです。


人間もほんとに個性がいろいろですね。

でも、日本は個性が出しにくいのかな。

海外に住んだことはないけれど、日本の同調圧はすごく感じるし、しんどい。

個性的だねって、褒め言葉にならないのが日本。

なんてつまらないんだろう…

だけど、日本という国は世界からみて

とても個性的で、それを認められていると思うんだけどな…


私が初めて、日本のおかしなところに気づいたのは、ハワイに行ったときのこと。

朝、天気が良くて気持ちが良かったので

浜辺を散歩して、ベンチに座って朝食をとることにした。

ホテルの近くのABCストアで食べ物を調達しようと行ってみたら、レジが長蛇の列!

あんまり時間を無駄にしたくないので、嫌だなーと思いながら並んでいた。

その店の前からオプションツアーのバスが出ていたので、日本人のツアー客が多く、きっとみんなイライラしていたと思う。

だけど、レジのおばさんはどの人にもにこやかに

「アロハー」と言いながらレジを打ち

「ハバナイスデー」と手を振り見送る。

日本ならきっと、 ヒキツリながら必死でレジ打ちしそうなくらいの長蛇の列で、きっと文句言う客とかいただろう。なんでレジ1つなんだ!とか、どうしょうもない文句。


だけど、おばさんの周りにはハワイタイムが流れる。



そうだ。これが人間だ。



青白い顔で満員電車に揺られる日本のサラリーマンが脳裏に浮かぶ。



何故だ、日本。





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