ゆくらゆくら
くるくるくるりん、に続くローカル線をテーマにしたお話です。このお話で登場する鉄道は、北海道を走っている留萌本線です。このお話では、増毛駅はまだ使用されていますが、実際の留萌線では増毛駅はもう廃駅になってしまっているそうです。其れも寂しいですね。
私は、ローカル線が大好きで、よく乗って旅をするのが好きです。ガタゴトのローカル線は、なんだかのんびりとしていますよね。ローカル線に乗っていると、電車にゆらりゆらり、つまりゆくらゆくらと揺られて、目的地まで連れて行ってくれます。
勿論、新幹線を否定するつもりはありません。でも、何かちょっと気ぜわしくて、慌てて走っているような電車だなという気がするんです。
まあ、急いで目的地に行きたいんでしょう。それはその人の事情だから、其れは特に否定はしませんよ。でもですね、旅に出るというのは日常から離れて、のんびりするという意味もあります。そういう旅の場合、ゆくらゆくらとローカル線に乗って、周りの田舎景色を眺めながら旅をする、というのも、悪くないですよ。急いで超特急に行くのではなく、ローカル線に乗って、人生ゆくらゆくらと行きましょう。
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