杉ちゃん番外編

鳥のように Like a bird

ここからは、本篇とは全く関係のないサイドストーリー、いわゆる番外編です。まあ気が付いてみればこちらのほうが多くなってしまい、もしかしたら第二の本篇になってしまうかもしれません。長い物から短いものまで、掲載していますが、こんなエピソードもあったのかくらいの感覚で読んでみてください。

第一弾は、鳥のように、Like a birdの紹介です。

このお話は、由紀子が主人公で、スマートフォンをめぐって起こす、騒動を描いたものですが、現在の世の中は、パソコンとスマートフォンなしでは生きていかれませんよね。それではいけないという訳ではないのですが、パソコンを持っていない人が、なんだか少数民族のような感じになっているのではないでしょうか。

何だか日本では単一民族国家と言われており、アメリカのような、人種差別はないと言われていますが、「最新の機器を持っていない差別」という物は強いのではないでしょうか。持っている人はまだいいのですが、持っていない人に対して、向けられる火花は強烈になりつつありますね。

それはいいのか悪いのか私にはわかりません。

でも、何かそういう機器を持っていないと、周りから冷たい視線を浴びせられるのは、確かです。

この水穂さんのように、重い病気のために、電子機器を持てないという人もいるのでしょうが、そういう人は、一般的にある幸せに触れられないというのが、今の世の中で、なんだか隔絶されて、狭い世界でひっそり暮らすことを強いられてしまうようです。それは果たして幸せという事なんでしょうか?

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