ついに本篇も最終回になってしまいました。こんな早く最終回となってしまうなんて、本当になんだか寂しいというか、なんとも言えません。ずっと水穂の死をもって最終回にしようと決めていましたが、それを書いている間、私も号泣してしまいました。やっぱり、愛好したキャラクターは、作者自身も、感動してしまうようです。

ちなみに、水穂という名前は、歌人の太田水穂から取りました。彼の容姿に関しては、ショパンをモデルにしています。誰にも言わない裏話ですが、一寸披露してみました。ある意味杉三も印象的なキャラクターでしたが、水穂も私にとっては、重い印象のキャラクターだったなと思います。

杉ちゃん、小説篇は、２２篇を執筆してきましたが、振り返ると非常に長く、難しいテーマを扱ってきたなと感じました。一話が長いとか、盛り上がりがなくパッとしないとか、そういう酷評も非常に多かったですが、とりあえず終了させる事ができてよかったなと思います。最終章まで読んでいただいて本当にありがとうございました。あと、コメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

本篇は終了してしまいましたが、これからもほかの篇は製作していく予定です。

また何かあれば読みにいらしてください。