前編への応援コメント
将棋ですかー。最近僕も書いていますが、やはり書き方が難しい。
ふくいけんさん、造詣深すぎません?普通の人なら知らなそうなこと書いてますよ……
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ちなみに僕の将棋の実力は某将棋アプリで三級くらいです。
別に詳しいわけではありません。
「普通の人なら知らなそうなこと」は、まさにその通りで、この作品のテーマは「普通の人は知らないことのカッコ良さをどう雰囲気だけで伝えるか」だったりします。
作者としては将棋が知らない人でも楽しめるようになっていると思いますが……。
実際のところはどうか分かりません。
「なんとなくカッコいいなあ」と思って頂けていたならば成功になると思います。
後編への応援コメント
すごく面白かったです!序盤もよくできていて、この将棋の終盤が見たい!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自信作なので、そう言って頂けると嬉しいです。
この将棋の終盤は……僕も見たいですね。
何せ、考えてませんので。
大臣様がどの程度、将棋にお詳しいか分かりませんのであまり言いたくないのですが(場合によれば釈迦に説法になるので)、
作中で採用されているのは「横歩取り4五角戦法」というものです。
その中の、3三桂の変化の定石を使っています。
(分かりやすいように符号は通常と同じにしていますが、作中は先手横歩なので厳密には符号は逆転します)
そこから、8五飛に4五桂と返したところまでは決まっていますが、その後は考えていません。
(「桂捨ての変化」はこの部分を指しています)
実はこの横歩取り4五角戦法は、プロ間では「正確に受け切れば先手良し」とされ、もう使われることがないものだそうです。
しかし変化が膨大な為、「正確に受ける」ということが相当に難しく(更に言うなら「先手良し」と判断される場面からちゃんと勝つのも難しい)、アマチュアでの、特に切れ負けのような勝負では有効な戦法です。
……この戦い方を知って僕は絶対に横歩は取るまいと決意しました。
というわけで、プロでは無理筋という結論が出ていますが、好きな戦法でありますし、「もしかしたら彼女が斬新な一手を思い付いていたら素敵だな」等と考えつつ、描写した次第です。
にわか将棋指しにとっては、高度な読みと深い研究が求められる横歩はロマンなのです。