春&潤編

春「皆さんこんにちは、春&潤の三分間クッキングです」


潤「そこは潤&春だろ……常識的に考えて……」


春「たらしは放っておいて!」


潤「放っておかれた!」


春「なっちゃんとあっきーがお菓子だったので私たちはおかず系で行きたいと思います。

  さてつっきー、今日の料理は?」


潤「戦慄! 漢の豪快ど根性スタミナ炒め!!」


春「もうそれ駄目そうな気配でいっぱいだよ!?」


潤「平気だよ、戦慄するのはあっきーだけだから(ネギが駄目的な意味で)」


春「にしても不安なんですが」


潤「大丈ー夫、この潤さんにおまかせあれ!」


春「任せられねぇぇぇ!! 料理内容を月谷に丸投げした自分を心底憎みたい!!」


潤「まーずーはー、ネギと肉、それと菜っ葉とかにんじんとか自分が好きな野菜を用意します。

  冷蔵庫のあまりものでもOK! でもネギは栄養価がいいし温まるし力がつくのでネギは必須です」


(杏季「えー……」)

(奈由「絶対あれあっきーに試食させる気だね」)


潤「量は適量、好きな食材を好きなだけ用意する感じで!」


春「適量、便利な言葉ですね」


潤「野菜を洗います!」


春「おう!」


潤「で、それをそのまま鍋にドーン!」


春「豪快すぎるわ!! 切って! せめて適度なサイズに切って!!!」


潤「そのうち小さくなるよ」


春「ならん! 菜箸でつぶす気ですか!?」


潤「そして肉もどーん!」


春「人の話をきけぇぇぇ!! そして肉も切れぇぇぇぇ!!」


潤「あとはひたすら炒めて、肉と野菜に火が通ったら塩コショウに醤油かけて出来上がりです」


春「適当にもほどがある!」


潤「だいじょうぶだ炒めておけばなんとかなる!」


春「あなたの大丈夫は許容範囲が広すぎるんです!!

  ていうか! ていうかなっちゃんとあっきーが大人しいと思ったらツッコミが私だけだからだ!

  よく考えたら月谷に対しては私のほかにツッコミがいないから地味に疲れる!!」


杏季「はったん頑張れー!」

奈由「とおくのほうでおうえんしてるよ」


春「二人が遠いよ!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る