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    エピローグへの応援コメント

    『不思議なお店〜クロネコへようこそ〜』というタイトルから、メルヘンチックな雰囲気の漂う作品かな、と思って読み始めたところ、

    どのエピソードも非常に内容がしっかりとした読み応えのあるもので、ミステリー仕立てのオチなどもよく考えられていて、真相に驚かされました!

    『磁場手袋』『抜き切りのカメラ』『真実への鏡』『監獄(プリズン)』『夢喰いのバグ』 『神秘の水晶』『ロッポウ』『命令契約書』『 運命のルービックキューブ』『払いのボウリング』『時空の砂時計』などのアイテムもよくこれだけのものを思いついたな!と驚きの面白い発想のものばかりでした。

    また、夏目漱石もビックリの『夢幻回廊(の暴走)』のエピソードは、ユニークな内容に溢れていて想像力の豊かさを感じました。

    光を中心に、零、心、梢、絃、ユウ(友)たち、みんなの思いが詰まった作品だと思います。

    『ただね、不幸と幸福は計算ができないほうがいい。見えないほうがいい。それと一緒で、知らないほうがよかった現実というのもあるってこと』

    『アタシは何もしてない。自分で決めたんだ。その決意に私は口を挟むわけもないし支持するわけでもない。自分でやるんだ』

    『大切なのは過去じゃない。未来じゃない。今であると。』

    本当にそうだなって、頷きました。

    作者からの返信

    お読みいただき、さらにはご感想までいただき、ありがとうございます。


    この小説は『幽霊の正体ってなんだろう?』『そもそも人の心ってなんなんだろう?』なにより『幸せってどういうことなんだろう?』というところから始まりました。その為、人の感じ方、想いには力をいれ、そのスパイスに不思議な道具を用いりました。
    また、『黒猫』という名前も、幸福を運ぶものなのか、不幸を運ぶものなのか、どちらにもなれるように、という意味も兼ねてつけました(あくまで作者の考えであり、作中のキャラクター達は別の考えがあります)。その意味合いからも、全てのエピソードにおいて、捉え方次第ではハッピーにもバッドにもみえる終了のしかたになるよう極力気をつけました。


    さて、少し宣伝となってしまい申し訳無いのですが、もしも、このキャラクター達や不思議な道具、幸せについてご興味がありましたらカクヨム内であげている、『クロネコ一座』という作品も読んでいただければなと思います。『クロネコ一座』では一部キャラクター、設定を引き継ぎつつ、全く異なる世界観を楽しめると思います(ただし、夢幻回廊の話については重複する部分もあります)。一番大きな違いとしては『不思議なお店』ではこの地球の日本をテーマにしていますが、『クロネコ一座』では異世界が舞台となっているところでしょうか(転生ものではございませんし、もしかしたら何年後かの地球なのかもしれません)。きっと、また不思議な世界へとお導きできると思います。



    最後となりましたが、素敵な感想をいただきました『あなたに幸せを』。