君のしるし
月の灯が映し出す
今夜限りの二人旅。
ずっとこのままで居られたら
どんなに僕はシアワセだろう
今だけ君は僕のモノ。
その笑顔も、綺麗な髪も。
白くて細い指先まで。
透き通った眼で
素敵だね、って笑う君。
そうだね、って笑う僕。
あの月みたいに暖かくて。
愛しいくらいに優しくて。
無邪気に遊んで
時々泣いて。
怒るとちょっと恐いけど
素直なところ、大好きだよ。
って、そっと呟いた。
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