別世界アリス
@rou218
第1話
起きて、朝飯を食って、家を出る。
そして、学校に行く。普通の高校生の朝。
だったはずだった。
空から降ってきた少女に
「。。。」
無表情で
殺されなければ。
「コイツが、アリスか?弱そうなんだが。」
「女王様がおっしゃられたんだ。間違いない。」
誰かが話している。知らない声の二人だ。
アリス。。。?人の名前か?
。。。てか、弱そうて。勝手なこと言いやがって。
文句を言ってやろうと目を開けてみて
息をのんだ。
同じ顔が二つ。しかも、すげぇかわいい。
大きめのキラキラとした黒い目。
小さな鼻。
薄く小さな口。
片方が金髪の短髪で、もう一方が茶髪の短髪。
ホントにかわいい女の子たち。
「ねぇ、起きたんなら」
「黙ってないで」
「なんか、言えば」
「視線がうざいよ」
見惚れていたら、鈴のような声でいきなりうざがられた。
しかも、交互に。意外と口が悪い。
。。。。何か言えって、
自己紹介でもすればいいのか?
「えっと、柳 海(やなぎ かい)です。
15歳で「うん。知ってるから。」」
「言わなくていいよ。」
「。。。は?えっ?ちょ、ちょっと待「僕たちは」」
「仲良しな双子の兄弟」
「アキ、と」
「ユキだよ」
話を聞く気ねーな。話せって言ったくせに。
てか、男の子だったんですね。
「まず1つ」
「言いたいんだけど」
「海さん」
「君は」
「「アリスに選ばれました。」」
「おめでとう!」
「ございます!」
「あ、ありがとう。。。?」
なんか、祝われたんだが
アリスって、なんだ?
別世界アリス @rou218
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。別世界アリスの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます