マルドゥック・スクランブル"Spoofed fragment"

斉木 京

【登場人物 あらすじ】

【ウフコック・ペンティーノ】

宇宙戦略研究所が生み出した、人語を解する金色のネズミ型の万能道具存在ユニバーサルアイテム。亜空間に貯蔵してある物質を使って様々な兵器や道具に変化ターンすることができる。



【ディムズデイル・ボイルド】

ウフコックのパートナー。かつての大陸国家との戦争では優秀な空挺部隊員だったが、任務に就く際に覚醒剤を服用し味方を誤爆する。その後軍隊を除隊し、宇宙戦略研究所に入る。研究所を出たあとはウフコック、イースターと行動を共にする。


【ドクター・イースター】

かつては宇宙戦略研究所の研究者だったが、戦争終結とともに起こった兵器否定論争により、ウフコック、ボイルド等と共に研究所を出てマルドゥック・スクランブル-09法に基づく生命保全プログラムに従事する。


【ゲンドウ・サカサキ】

サカサキ製薬の現CEO。

死期が迫った孫娘のハツキに精神転送手術を施そうとしている。


【ハツキ・サカサキ】

ゲンドウの7歳になる孫娘。

サカサキ一族が抱える遺伝性のプリオン病が発症し、医師からは余命一年を告げられる。

サカサキ製薬が新たに開発した精神転送技術で永遠の生命を与えられようとしている。


【ミズキ・サカサキ】

ハツキの母親でゲンドウの実娘。

娘に施される手術の非人道性に反発し、ハツキを病院から連れ出して逃走を図る。


【タツヒコ・サカサキ】

ハツキの父。

もともとはサカサキ製薬のいち研究者だった。

気が弱く、義父であるゲンドウに逆らえない。

ハツキの手術の同意書にもすでにサインをした。


【吊るされた男】

逃走したミズキとハツキの母娘を連れ戻すためサカサキ製薬が差し向けた全身黒尽くめの暗殺者エージェント

全身がサイボーグ化されている。



・あらすじ

マルドゥックシティのミッドタウンに本社を構えるドラッグカンパニー、サカサキ製薬のCEOであるゲンドウ・サカサキは、死期が迫った孫娘のハツキに違法な精神転送手術を施そうとする。

それに反発したハツキの母親であるミズキは娘を病院から連れ出して逃走を図る。

二人が乗ったハイヤーは襲撃者による攻撃を受けるが、そこに緊急法令マルドゥック・スクランブルに基づき委任事件担当捜査官のボイルド、ウフコックが姿を現した。


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