約束

君がどうしてもって言うなら

僕はそれでもかまわない


だけどその前にひとつだけ

ひとつだけ守って欲しい事がある

それはまだ 君が青くて

まだ赤くて まだ黄色だった頃


君が僕に言っていた ありがとう

単なる僕のわがままかも知れない


それでも絶対に守って欲しい

哀しい眼をした君の口から


バイバイ その言葉


聞き慣れてるけど 嫌な言葉


怖くて震えてる僕

何もない 虚ろな空間に

これは嘘なんだって

言っていた


そんなの夢だけで充分だから

「さよならは僕の前では言わないで」

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