第1話『名札はキチンと付けましょう』後編
本当は、本来の自分の家である本田家に行って、「充」として過ごしているはずの少女とも話をしたかったのだが、しつけのきびしい木田家では、たとえ隣家の幼馴染と言えど、夕飯後に訪ねるのは礼を失する──ということで許可してもらえなかった。
手持ち無沙汰になったため、仕方なくノートと教科書を取り出し、学習机に向かって今日の復習と宿題に取りかかる。
授業中にも感じたことだが、成績優秀で真面目な「木田みちる」の立場にいるせいか、頭が冴えて簡単に勉強がわかり、スラスラ問題が解ける。おそらくは、あの「本田充」の運動能力が著しく向上しているのと同じような理屈なのだろう。
2時間ほどで今日の復習、宿題、さらに軽い予習まで済ませたところで、ちょうどお風呂に入る番になった。
やや古い気質の木田家では、家長である父親が一番風呂で、そのあとは、みちると母が適当な順番で入るのがならわしだった。ちなみに今日は「みちる」がラストだ。
タンスから適当な着替えのショーツを見つくろってパジャマと一緒に持ち、浴室へ向かう。
本田家の場合、母親が替えのパンツその他を出しておいてくれるので楽チンだったが、「色とりどりの下着」から「自分で考えて選ぶ」という作業も、それはそれでおもしろいかもしれないと感じる──「みちる」の「立場」に染まり過ぎだろうか?
まぁ、もっと言えば、ウブで純情なはずの彼が、いかに幼稚園に上がった頃からの幼馴染のものとはいえ、女の子の下着を平然と手に取りセレクトしている時点で、十分におかしいのだが。
「もしかして、身体まで変化してるんじゃあ……」という懸念に反して、風呂場で裸になると、そこには見慣れた少年、"本田充"の裸身があった。
──見慣れた? いや、自分の身体だからそのはずなのだが、妙に気恥しく落ち着かない。
頬が赤くなるのを感じつつ、極力首から下、とくに下半身を見ないようにして身体を洗い、浴槽に入る。
白い入浴剤の入った風呂に浸かりながら、なんとはなしに胸に両掌を置いて、触ってみる。当然のことながら、膨らみはまったく感じられない。まだ10歳(そして男のコ)なら当然ともいえるが……。
(でも、門倉さんとかは、小柄なのに結構「ある」んだよねー)
なぜか微妙に負けたような気分になってきたので、慌てて考えるのを止めて風呂からあがる。
身体をキチンと拭いてから、デフォルメされたウサギのバックプリントが入った白いショーツを履き、七分袖&七分丈でフリルの多いクリーム色のパジャマを着る。
髪は襟が隠れる程度の長さなので、丁寧にタオルで拭いて水気を取り、冷風モードのドライヤーで乾かしながらブラッシング。さすがに小学生なので、化粧水の類いは不要だ。
いろいろあって疲れたので、今日は早めにベッドに入ることにした。
* * *
──長い長い夢を見た。
それは、子供の頃から身近にいたはずの少年でさえ知らない、少女の心の軌跡。
少年との出会いは近くの幼稚園。
ドジな少女が軽いいじめに遭いかけているのを、少年が助けたのが、ふたりが出会うキッカケだった。
その時の彼女は、本当に人見知りがひどく、せっかく助けてくれたはずの男の子にもお礼のひとつも言えずに泣き出してしまう。
──いや、そのはずだったのだが。
『ダメだよ。助けてもらったら、「ありがとう」って言わなきゃ』
夢の中の少女に宿る少年の心が、強引に史実を変える。
「あの……ありが、とう」
「お礼なんて、いいよ。ぼくは、ほんだみつる。きみは?」
「あたし……きだ、みちる」
本来は、それ以後「人見知りなまま、少年のあとを仔犬のようについて回る」はずだった少女は、少年といくらか対等に近い友誼を結ぶことになり、少しだけ積極的になった。
ふたつめの分岐点は、小学校に入った直後。
3つ年上の従姉が出ているバレエの発表会を、少女は母親と共に観に行く。小学4年生ながら、彼女の従姉は素人目にも達者な演技を見せ、その様子に少女は魅せられた。
発表会が終わったのち、母と叔母、そしてその従姉を交えてお祝いにレストランに行った席でのこと。
従姉のおねえちゃんの演技が素敵だったことを、少女は口下手ながらも懸命に表現しようとする。
彼女の称賛をうれしそうに聞いていた従姉は、「そうだ! みちるちゃんも一緒にバレエ習おうよ!」と提案してきたのだ。
思いがけない言葉にキョドり、思わず母と叔母の方を窺う少女。叔母は賛成、母は少女が望むならOKといった様子だった。
この時、本来の歴史では、少女は「でも、わたし鈍くさいし……それに、ちょっと恥ずかしいから」と断わるのだが。
『でも、本当は自分も習ってみたいんだよね、バレエ。だったらお願いしようよ!』
「あたし……やってみたい、です」
こうして、本来の歴史では後日オルガンを習うところを、少女はバレエに精を出すことになる。
少女は確かに生来の運動神経自体はあまり良いとは言えなかったが、単純な反復練習にも文句を言わず、また身体の柔軟性については人並み以上だったことから、ゆっくりと着実にバレリーナとして成長していく。
それに伴い、基礎的な運動能力も相応に向上したため、4年生に上がるころには「運動音痴なドジっ子」という汚名も返上していた。
また、同じバレエ教室に所属していた縁で、門倉紗弥とも低学年の頃から友誼を結ぶことになる。
そして、最後の分岐は、まさに昨日のあの場面。
すでに、極端に内気な人見知りでも、毎日何度もコケるほどドジでもなくなった「木田みちる」は、ちょっと通学路で転んだくらいで、もう幼馴染の少年になりたいなどとは願わなかった。
【じゃあ、この名札は、もういらないかな?】
気が付けば、「みちる」の前に「充」が立ち、自分の胸に着けた青い名札を指差している。
そして「みちる」は、力強く頷いた──。
* * *
翌朝。
「いつものように」、みちるが本田家に幼馴染を迎えに来ていた。
「みつるくん、早くしないと遅刻しちゃうわよ!」
「う~、わかってるって。僕だって遅刻は御免だし」
軽快に駆ける「少年」のあとを、「少女」も危なげない足取りで追走する。
「おぉ、おはようございます。今朝もご夫婦仲良く登校なのですね」
校門近くまで来たところで、クラスメイトに声をかけられた。
「あ、あはよ、サヤちゃん」
「おはよう、門倉さん。それと「夫婦」扱いは止めてほしいなぁ」
笑顔で挨拶する“みちる”と、苦笑いする“充”。
「?? どこからどう見てもラブラブカップルなのですが?」
目をパチクリさせる紗弥の言葉に、「少年」は絶句し、「少女」は顔を赤らめる。
「ら、らぶらぶって……」
「ち、違う! 僕とミッちゃんは単なる幼馴染で……」
「まぁまぁ、仲良きことはうるわしきかな、なのですよ~」
「いつも通り」そんな会話を繰り広げながら下駄箱で上履きに履き替える3人。
ふと、“みちる”が手をとめて自らの履く上履きをしげしげと見つめている。
「どうかしたのですか、ミッチー?」
「画鋲でも入ってたとか」
「違うわよ! うーん、履いたとき、なんかこう、ヘンな感じがしたのよね。背筋がゾクッとするような……」
「風邪ですか?」
「おおかた、風呂上りにお腹出して寝てたんだろ」
「乙女がそんなことしますかッ!」
ワイワイ騒ぎながら教室へ急ぐ。
──その後、“木田みちる”が、自分の上履きや体操服に違和感を感じることは二度となかった。
*2years later*
入学式も無事に終わり、そろそろ桜の花びらも散る──そんな季節の、午前8時を少し回った頃合い。
「今日はだいぶ余裕があるから、歩いていけるかな」
「そうね、のんびり歩いても15分もあれば余裕で着くだろうし」
中学生らしき男女が制服姿で並んで通学路を歩いていた。
「それにしても……今更だけど、ウチの通学路って、随分桜の樹が多いんだね」
真新しい紺色の詰襟を着た少年──本田充が、感心したように言う。
「あら、毎日通ってるのに、今頃気づいたの?」
丸襟の白い長袖ブラウスに真紅のリボンタイ、ライトグレーのスカートと山吹色のニットベストという服装の少女──木田みちるは、呆れる。
「いや、いつも走ってるから、あんまり景色見てる余裕がなくてさ」
「ふーん、だったら、せめてあと5分早く起きてくれると、あたし達も余裕を持って登校できると思うんだけど?」
「うッ……善処シマス」
語尾が片言になってるあたり本当に充が善処するかはいささか疑わしい。長い付き合いなので、それはみちるにもわかっていたが、あえて追求する気はなかった。
「あ……」
一見何もないその場所に来たところで、ふと充が足を止める。
「ん? どうかしたの?」
「ここ、さ。見覚えあるだろ。ホラ……」
充に促されて、辺りを見回したみちるも、「あぁ」と気が付く。
「2年前のちょうど今頃だよね」
何が、とは聞かない。ふたりとも、十分わかっていたからだ。
そう、この場所は、「かつての本田充と木田みちるが名札を交換した場所」だった。
あの日──名札とともにふたりの名前や立場まで入れ替わってしまった日の翌日から、小学校を卒業する前日まで、ふたりは自分達が入れ替わったという事実すら意識せずに、楽しく日々を過ごしていた。
いや、正確には「木田みちる」の立場になった元・充は、最初の頃は時折そのことを思い出してはいたのだが、「本田充」となった元・みちるがあまりに活き活きしていたのに加えて、自分も現状にとりたてて不満がなかったため、あえてそれを口に出さなかったのだ。
しかも、5年生の夏休みに、「みちる」に初潮が訪れ、それとともに胸も少しずつ膨らみ始め、女の子らしい身体つきになり始めた。
逆に「充」の方は、毎日のようにサッカークラブで練習しているせいか、引き締まってはいるがガッチリと筋肉のついた男子の体型に成長していく。
この状態で元に戻ってもお互い不幸だろうし、そもそもどうすれば戻れるかもわからないので、「みちる」もあえて「立場交換」の事実を思い出さないようになったのだ。
ふたりは依然として仲の良い幼馴染みだったが、それでも"本物"より活発でしっかりした「みちる」が、「充」に依存するようなことはなくなり、それぞれ男友達、女友達と行動を共にする機会も増える。
──だが、小学校卒業式の前日、誰もいない放課後の教室に呼び出された「みちる」は、「充」から思いがけない言葉を聞くことになる。
「ねぇ、このままでいいのかな?」
「え?」
「僕たち──ううん、わたしたち、このままだと、一生互いに入れ替わったまま過ごすことになるんだよ?」
「! みつる…じゃなくて、みちる、思い出したの!?」
「……うん」
本当は自分も薄々違和感を感じていたこと。
それでも、今の“本田充”としての立場を手放したくなかったので、目を逸らしていたこと。
けれど、その立場を奪ってしまった“本物の充”への罪悪感はあったこと。
いよいよ卒業の日が迫っていたたまれなくなったこと。
泣きべそをかき「ごめんなさい」を繰り返しながら、“本物のみちる”が懺悔し、そして提案する。
「この名札を、もう一度取り替えっこしたら、たぶん元に戻れるんじゃないかな?」
それは、「みちる」も考えてはいた。
この名札こそが、ふたりが立場を交換した象徴だったからだ。
そして、卒業して中学に行けば、ふたりがこの名札を付ける機会もなくなってしまう。そうなったら、たとえこれを交換して胸に付けても、おそらく何も起こらないだろう。
明日は卒業式だけだから、実行する機会はまさに「今」しかないのだ。
しかし、「みちる」は、ついと「充」から距離をとり、踊るような足取りで教壇へと上がる。
「ねぇ、みつるくん。今のあたしのコト、どう思う?」
ワザと女の子口調で悪戯っぽく問いかける。
「え? ど、どうって、言われても」
「うーん、じゃあハッキリ聞くけど、あたしのコト、好き?」
「な!? そ、そりゃあ嫌いじゃないっていうか、その、一番大事で気になる女の子と言うかなんと言うか……」
顔を真っ赤にした「充」は気持ちを明言しなかったが、その反応だけで十分だった。
「それじゃあさ、あたし、可愛い?」
3月半ばということで春めいてきた気候に合わせ、今日の「みちる」はオフホワイトのロングTシャツ風ワンピースに、ピンクチェックのレギンスとライトカーキのフード付き半袖パーカーと言う活発なファッションでキメている。
この2年で随分伸びた髪を頭頂部よりやや左でサイドポニーにまとめているのも、眉毛を整え、薄く色のついたリップで唇を彩っているのも非常によく似合っていた。
「う、うん、可愛いと思うよ」
これは、お世辞ではなく本心だ。
彼らの学年では、「みちる」と仲が良い紗弥や、隣りのクラスの武内ちはや、田川ククルなどが美人の例に挙がることが多いが、「充」個人としては目の前の「みちる」も決してひけはとらないと思う。
「あは、ありがと♪ それじゃあ最後の質問ね。みつるくんは、今の生活が嫌かな?」
「そんなコトは絶対ない、けど……」
地元のサッカーチームのリベロとして活躍し、地区大会の決勝まで進出した。
志藤や原口といったチームメイトとは、学校でも親しくつきあって、「男同士」楽しく馬鹿話やスケべな話なんかをしてる。
勉強は少々苦手になったが、「みちる」が受験勉強を教えてくれたおかげで、地元の名門私立である星河丘学園に合格し、春から一緒に中等部への進学も決まっている。
正直、否定的な要素はどこにもない。
でも……これらは本来、"本物"の充が受け取るべき栄冠なのだ!
「んー、それはちょっと違うんじゃないかな?」
右手の人差し指を唇に当てて、ちょっと考え込む素振りをする「みちる」。
「確かに、あの日、名札を交換したことで、あたし達は色々な立場や素質を引き継いだわ。でもね、だからって、その立場に甘えて何も努力しなかったら、みつるくんはレギュラーの座を守れた? 決勝まで行けた? 星河丘に合格できた?」
「それは……」
違うと思う。少なくともそう断言できる程度には、「充」だって悩み、努力してきたつもりだ。
「だよね? 決勝戦はあたしも応援に行ったけど、あの試合で開幕早々に敵をフリーにして1点入れられちゃったミスも、その後相手のシュートを何本も邪魔した功績も、それはすべてアナタが負うべき責任で、同時に誇るべき過去だと思うもの」
学年でもTOP10に入る成績を誇るだけあって、「みちる」の言葉は小六と思えぬほど難しかったが、何とか「充」にも理解はできた。
「そしてそれはあたしだって同じよ。「みちる」になって、勉強も、バレエのお稽古も……それにおシャレにだってがんばってきたつもり。
全国模試で300番以内に入ったのも、小学生お料理大会で銀賞をもらったのも、『くるみ割り人形』の舞台でクララ役を演じたのも、大事な大事なあたし自身の思い出だもの」
教壇の上で目をつぶり、胸の前で両手をギュッと握りしめる「みちる」の姿が、「充」にはとても眩しく感じられた。
「だから──誤解しないで。あたし達は、「仕方なく今の立場のまま暮らす」んじゃないわ。自分で望んで、あたしは「木田みちる」の、アナタは「本田充」の人生を歩むの」
キッパリと断言する「みちる」の姿からは、かつて「彼女」が憧れた充の片鱗が感じられた。
しかし、今の「充」は自分だ。そして、自分ももう幼馴染に漠然と憧れ、依存するだけの頼りない子供じゃない。
「……うん、わかった。キミがそう言うなら、僕らの名札は、このままにしておこう」
本田充としての言葉遣いに戻り、「少年」は大きく頷く。
そして、翌日の卒業式で、「少年」は本田充として、「少女」は木田みちるとしての卒業証書を受け取ったのだ。
思い出のあの名札は、卒業式のあとタイムカプセルに入れてみんなと一緒に埋めてきたから、少なくとも同様の手段で元に戻ることはできないだろう。
もっとも、戻るつもりもなかったが。
「──さ、行きましょ。いつまでも立ち止まってたら、また遅刻寸前になっちゃうわ」
「うん、そうだね」
懐かしい思い出のスポットから、ふたりは歩き出し、桜庭小ではなく、この春入学した星河丘学園へと向かう。
「ぐーてんもーげーん、なのですよ、おふたりさん」
「あ、おはよう、サヤちゃん」
「おはよ、門倉さん」
校門近くで、同様に星河丘学園に入学した紗弥が合流するのも、小学生時代と変わらぬ流れだ。
「そう言えば、今日から一年生も部活参加OKなんだっけ」
校内のあちこちに貼られたクラブ勧誘のポスターを見て、そのことを思い出す。充はもちろんサッカー部に入るつもりだった。
「ミッちゃんは、部活どうするの? 星河丘は基本、全員クラブ必修みたいだけど。門倉さんと同じバレー部? それとも、得意な家庭科部とか?」
「バレー部ならば歓迎するのですよ~」
自分も新入生のクセに先輩風を吹かせる紗弥。
「アハハ、ありがと。でも、もう入る部活は決めてるんだ。あたしね、バレエの経験が活かせる新体操部に入ろうと思うの」
確かに、「身体を綺麗に動かして演技する」、「リズム感と柔軟性が必要」といった項目は、共通していると言えなくもない。実際の新体操選手にも、バレエ経験者は少なくないのだ。
「でも、ウチの学園の新体操部って、レベル高いらしいですよ? 高等部は全国大会の団体戦に何回も出場してるみたいですし」
「上等よ! せっかく新しいこと始めるんだから、それくらいの方が挑戦しがいがあるわ。それにね、聞いた話だと、時々OGの早川美幸さんが練習覗きに来てくれるんだって」
みちるはオリンピックレベルで著名な新体操の選手の名前を挙げる。
「早川美幸って──あの"遅咲きの桜姫"!? 僕だって聞いたことある有名人だよ。あの人、ウチの卒業生だったんだ……」
「そ。みつる君だって、日本代表の栗原や長友がサッカー部のOBだって知ったらテンション上がるでしょ?」
「そりゃね。まぁ、ウチのサッカー部はそこまで傑出してないみたいだけど、その分、レギュラーになれる可能性も高そうだし、がんばるさ」
そんなコトを話しながら、今日も彼女達の中学生ライフが始まるのだった。
-おしまい-
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