エイト・フュージョン~Mafiri

すとろべりぃ

Mafiriの探検記(設定集)

まえがき 八つの国の秘密









海暦290年 7月8日 発行


 






 …私がこの世界の国々を旅する間、様々なものを見てきた。私はそれぞれの出来事を幾つかの日記に記していたので、それを一冊の本にまとめようと思う。旅の途中、多くの困難や厄災もあったが、なんとかすべての国にたどり着くことができた。もしかしたら、拙い文章かもしれないが温かい目で見て欲しい。

 この本の制作には、技術の国を訪れた時にできた友人に手伝ってもらった。


 多くの友に感謝を込めて。_____Mafiri。




目次

・この世界の常識について

・八つの国

・不思議な力








・この世界の常識について


 まずは、この世界全体の常識を書き記していこうと思う。この世界は約九割が海で覆われている。大陸はおよそ一割前後しかない。つまり、世界の人口が増えれば増えるほど世界の資源は足りなくなってしまう。海にも資源はあるが、それも今となっては限界の底が見えてしまっている。


 年号は、海暦というものを使っている。これは魔法の国と、中立の国、そして砂漠の国ができたころから使い始めたものだ。


 そして、すべての国は島国である。国の数はすべてで八つ。私の故郷である魔法の国。技術の国、黄金の国、太陽の国、砂漠の国、中立の国、月光の国、そして新たにできた獣人の国。それぞれの国の詳細はまた後で記載するとしよう。


 また、この世界には不思議な力がいくつか存在する。魔法、才能、異能。これらの詳細も後で詳しく記述するつもりだが、この世界の人が必ずしもこの力を使えるわけではないことを先に記しておく。実際に私の友人がそうだった。



 そして、この世界には多種多様の生き物が存在する。私のような人間。獣の特性を持ち合わせた人間、獣人。数は少ないが、魔法の扱いに長けている妖精に始まり、天使や悪魔、そして太陽の国にはカミサマと呼ばれる人智を超えたものがいる。これまでの流れでなんとなく想像はつくだろうが、この話も後で詳しく記述する。


 今はざっくりと説明しただけだが、この後私の体験談を交えて詳しく説明していこうと思う。








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