マスオさん

@afurotaira03

第1話

マスオ(34)独身


マスオはお金がない。仕事も続かなく1、2年で転職を繰り返していた。


マスオ「あ〜仕事つまらないな〜。辞めたいな〜。でもお金ないしな〜」


マスオが財布から千円を取り出す。


マスオ「あ〜この千円が増えないかな〜。増えろー増えろーほいほい!」


そこにはたしかに千円しかなかったが二千円になっていた。


マスオ「えっ!?マジで?どういうこと?倍になった!いや、もともと二千円あったのか?どうだっけ?えい、もう一回やるぞ。増えろー増えろーほいほい!」


そこにはたしかに二千円しかなかったが4千円になった。


マスオ「えー増えた増えた増えたー!なにこれ、、俺にこんな力あったっけ?えーどうしよう!じゃんじゃんいくか!じゃんじゃん祭りだー!増えろー増えろーほいほい!」


マスオはこの日一億円まで増やした。


マスオ「やったーこれもう宝くじあたったようなもんじゃん!」


マスオは次の日会社を辞めた。

そして一億円のマンションを買った。

そこでお金を増やし資産は数十億までになった。


マスオ「これから楽できるぞー。もう仕事しなくていいんだー!あ〜いいな〜極楽だー!」


半年の月日が経った。


マスオ「あ〜退屈だな〜仕事しないで良くなったけど、、このまま何もしないで死んでいくのか?俺はこのままでいいのか?こんなにお金があっても使い道がわからない。

・・・そうだ!このお金を日本中にばら撒いたらどうなるんだろう?

みんながお金を持って外でお金を使うようになって経済のお金周りが良くなって日本を良くできるかもしれない。そうだよ!きっとそうだよ!こんな俺でも社会の役に立てるかもしれない。よーし、やるぞ!」


マスオはお金をまず東京にばら撒いた。


テレビのニュース

「今日、東京でお金が空から降って来ました。このお金は一体どこから来たのでしょうか?


街の声

「おーお金お金ー!すげーこれもう何十万じゃん!やっほー!」


東京のあちこちでお金を取る人々の姿が見られた。


テレビを観るマスオ

マスオ「おーいいじゃん、いいじゃん。俺、社会の役に立ってる!」


次の日も次の日もマスオはお金をばら撒いた。日本のあちこちで。

それは一年も続いた。


日本に貧困で苦しむ人々がいなくなった。

政府はこれは空からお金が降って来た原因だと判断し、その原因を調査し、マスオを特定した。


マスオ「よーし、日本の社会は大分良くなったと思う。次は世界進出だ。お隣の韓国に行くぞ。」


ソウルにてお金をばら撒いている時、ある者達がそこに現れた。

「動くな!やはりお前だったか!」


マスオ「あんた達は何者だ?」


ある者達「我々は国からの命令で動いてる秘密結社だ。お金がどうやって空から降って来たかを調べていた。そこでお前にたどり着いた。」


マスオ「これの何が悪い!俺は日本の経済を良くした。貧困だって日本にはない。俺は社会の役に立っている。


秘密結社「お前は何も知らない。今日本ではお前みたいにお金があるせいで働かない人々が増え続けている。会社は人手不足になって経済は悪くなっているんだ。」


マスオ「そんな・・・俺は社会の役に立てると思ってしたことなのに。」


マスオは捕まった。

マスオはなぜそんなにお金があるのか事情聴取されお金を増やせる能力があることを喋った。実際にその場でお金を増やして見せた。

この事は政府に報告された。

不思議なことにマスオはすぐに解放された。マスオのことは世間では報道されなかった。


マスオは工場にいた。

なんとマスオはお金だけではなく物も増やせるのだった。工場は車を生産していた。マスオは次々と車を増やしていった。

車だけでなく家電全般も次々と増やしていった。マスオは日本の社会に大いに貢献し続けている。



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