私達がすべきこと

だ私のような不登校を経験した者、いじめが原因で不登校真っ最中の者はこれから精神力を鍛えるためにどうすればいいのだろうか。



答えは既に出ている。

「もう私は無理だ」「負け組なんだ」「いらない人間なんだ」という“思い込み”が不必要である。

不登校の人は、人から何かボソッと言われただけでかなり傷つくことが多い。

だからこそ、人から理不尽な文句を言われても「はいはい」と聞き流せる能力を付けることが大事だと思う。

そして、色んな人と“コミュニケーション”を取ることが大事で、それにはカウンセリングが最も有効である。カウンセラーが自分の愚痴だけを真剣に聞いてくれるし、こんな機会は滅多にない。

最後に、誰かと関わったことに後悔をしても「もう終わったことだから」と“思い込む”ことが重要である。

私はそれら全てに挑戦して、最終的に中学三年生の時の転校先で不登校から脱した。



社会不適合者という言葉を作った大人は間違っている。

社会にいらない人間はいない。誰もが必ず自分なりの特殊能力を持っている。不登校になったってそれは変わらない。

社会には犯罪を犯す者もたくさんいるだろう。でもそれは世の中がそうさせてしまったのだ。大人が作った世界で生きてきたのだから、原因は世の中にある。こんな世の中だからこそ、自分に自信を持たなくてはならないのだ。

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