最後まで読んだとき、なんだか心が温かくなりました。
おじいちゃんもピュートも、互いのことを思っているからこそ、本当の気持ちを言えないところがあり……。二人の思いやりの気持ちが強く伝わってくる短編だと感じました。
覚えてくれた「オジイチャン」という言葉は、二人にとって何よりも大切な思い出の名残として残り続けるのでしょうね。
素敵なお話をありがとうございました。二人が幸せでありますように。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
思いやりが仇となってしまう、少し切ない展開になりましたが、それを超える愛も描き出せたと思っています。
多少ビターながらも、ほっとするようなラストになれて、良かったです。
また、二人のこれからの幸福を願ってくださり、ありがとうございます!
何気ないラストシーンで感情が極まり、涙が溢れてきました。二人のデリケートな心のやり取りを振り返って、愛情だけが残ったのだと思いました。
魔女が恥ずかしがり屋で悪い人ではなかったことも微笑ましく、優しいお話でした。抹茶でお菓子を作るのかな…
日常は元に戻っても、二人の体験は新しい世界を連れてくるのでしょう。他者の心を知ると全てが変わるということは人間同士にもありますね。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
おじいちゃんとピュートの心は擦れ違いながらも、しかし奇妙に繋がっていること、そしてお互いに本心をさらけ出した後の新しい関係を描けて、良かったです。
拙作を読んで、涙があふれてきたと言われたのは初めてです……こちらも嬉し泣きしてしまいそうです。
魔女はただ、自分の顔が見られたくないだけなんです。
ちなみに抹茶は、もっぱら飲む用です。湯呑と急須を使った本格派です。
同題異話より参りました。企画お疲れ様です。
人間の姿に変えられたインコと飼い主のおじいさんの物語。ピュートとおじいさんの間の、言葉を交わした上での親愛の情に微笑みながらも、人間の姿のいきさつを知ると、親しいものの間にも隠し事がある切なさというか、胸がちくりとする展開でした。
インコに戻ったピュートとおじいさんがこれからどんな日々を送るのか。少なくとも、人間の姿で交流した日々がプラスになればと願うばかりです。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
ピュートが深くおじいちゃんのことを思いやっているからこそ、より本心を言いにくい関係になってしまいました。愛情が深いほど、自分の幸福を犠牲にしてしまうのでしょう。
おじいちゃんとピュートは、これからも静かに、穏やかに、そして強く愛し合いながら、暮らしていくのだと思います。
一番なりたくない姿が人間だったり、最後にはインコに戻ってしまったり。でも、オジイチャンと言ってくれた。切ないですが、元より一歩進んだ関係になった、ということでハッピーエンドですね。なんといっても、魔女のキャラクターが印象的でした。
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとございます!
切ないけれど、ハッピーエンドを目指しました。何かが確かに変わった瞬間を、描けて良かったです。
また、魔女のことを気に入ってくれて、とても嬉しいです!