Aルート

俺はそのままホームにのぼった

電車はすぐそこまで来ていた


しかし


両手でホームの端に手をついたまでは良かったが身体を起こしあげ片足を上げようとした瞬間に手が滑った


「しまっ、、」


俺はまた線路に落ちてしまった


「いたたた」


「計都君!」


春華ちゃんが声が聞こえて見上げた

春華ちゃんは俺を助けようと線路に降りようとしていたが


「来ちゃダメだ!」


俺は降りようとしていた春華ちゃんを止めた


「でも!」


春華ちゃんは心配そうな顔をしていた


「俺なら大丈夫だ」


俺はそう言って腰を抑えつつ立ち上がった


「早くホームに戻らなくちゃ」


ホームに近づいてまたホームに手を置いた瞬間に電車が来て俺の記憶はそこで途切れた……

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