Bルート
「え、そうだな、うーん、まぁ好きだよ」
俺は少し考えて答えた
「そっか」
春華ちゃんは振り向かなかった
「なら、死んじゃえ」
「え?」
春華ちゃんが振り向いた瞬間、手には包丁を握っていた
そして
俺の方に向かって走ってきて、包丁が俺の腹に刺さった
俺はその場で倒れた
「な、なんで...」
「あなたが私の事を好きになったんだから素直に答えるべきでは、それに私はあなたこと好きだったのに...」
「春華ちゃん...」
「私は好きだったのにあなたの言葉が素直じゃなかったからただ見損なっただけ、ただそれだけ」
春華ちゃんは涙を流していた
春華ちゃんは俺を仰向けにして俺の腹から包丁を抜いて上に跨った
「さようなら、私が好きだった人」
それが最後に聞いた言葉だった...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます