第11部 青春共想曲(<中節>神話覚醒)
《◎1周年記念SS◎ ~8分20秒で分かる道連れフロンティア [王都・学園編] ~ 》
※このSSは本編のシリアスな空気ぶち壊しの企画となっております。キャラ崩壊はいつもの事なのであしからず。
それでも良いという方は、そのままスクロールバーを下げる。
空気を大事にしたい。【カッコいいアタリス様のままでいてほしい】という強い願いを持つ人はそのまま、次の後編もスルーして本編に戻ってください♨
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さぁ! というわけで始まったぞ、アタリスお姉さんとストーリーを振り返ろうのコーナーッ!!
司会進行は全開と変わらず……巷では人気投票一位と噂の”道連れフロンティアの顔”! 絶対可憐なアタリス様がお送りするぞ! 前回も言ったが、”様”の部分にアクセントをつける様に! 出来ない子供は屋敷の中に閉じ込めてやろうか!
何やら、道連れフロンティアをココに投稿してから一年近くが経過したようだな、うむ! 実にめでたい! シャンパンは各自で用意するように!
今回は王都編の前半。学園編とアルカドア編の二つを前編と後編の二つに分けて振り返っていくぞ! 準備はいいな? いくぞっ!
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(第7部、爆発波乱のアフタースクール ~学園体験入学~)
王都学園。それはクロヌスの中央都市であるファルザローブに位置する巨大な教育機関。精霊騎士団のパイプも繋がっている、まさに! 世界最大規模の学園施設という事だ……。
精霊騎士団といざこざがあった一同はそれぞれ、騎士団からのお詫びを受けたわけだ! あの何でも屋の小僧は王都にて何でも屋の経営の許可が下りた。
そして、我々は”王都学園”に体験入学”をすることになったのだ!
緊張の初日。コーテナの方は自己紹介を成功させたようだが、肝心の小僧の方は見事に大惨敗! 愛想も悪いわ、挙動不審が激しいわで、見事なまでにデビューに失敗し、孤立してしまうというわけだ……なんとも、可哀そうなことだ。
え、私?
何を言っている。これでも学園生活は満喫していたぞ? 作中では描かれていないが、生徒の間では噂の美少女として有名だったし? 数多くの男子生徒からも”ナンパ”とやらをされたぞ、八回くらい。ちなみに全員フッた!!
とまぁ、私の話は置いといてだ……初日にエリートを名乗る御曹司にフルボッコにされ、学園デビューに失敗した小僧は、屋上にて一人の少女と出会う。
その名はクロ。道連れフロンティアの登場人物の中では間違いなく最年少。まだランドセルも背負っている、背伸びもしたいお年頃のツンデレ少女だ! ふむ、素直になれない一面だとか、初対面の相手に生意気だとか……どこかの誰かさんにソックリであるな!
少女にあーだこーだ言われたり、変な噂を広められたりと散々な目にあった小僧であったが、とある事件をきっかけにその人間性が広がり、瞬く間にヒーローとして注目を集めた。
後先考えずに風をぶっ放して交通事故を乱発する暴走族少年だとか! ドラゴンライダーという職業以外は特に特徴もないナイスバディの女子生徒だとか! 普段から刀を持ち歩いて銃刀法違反も何もないどころか、気に入らない相手は出合い頭にぶん殴るバーサーカー撫子だとか!
まぁ、小僧にも友達が出来たわけだ。
コーテナにも友人が出来たようだ。確かルノアという引っ込み思案の少女であったな? 学園への入学は親の勧めで、本人も強くなるためにやってきたようだが……持ってる武器(大剣)が明らかに少女の戦闘スタイルにあっていないのは気のせいか?
孤立した少女クロとの和解、そして、騎士団や学園のナンバーワン達から注目を集める小僧……謎の陰謀渦巻く、バラ色の学園生活は一瞬にして、昼ドラの気配を匂わせたというわけだ。
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(第七部 爆発波乱のアフタースクール ~天才との戦い~
というわけで、その後は王都で色々な事があった。
何でも屋稼業を手伝ったりだとか、ナンバーツーの生徒にフルボッコにされたりとか……小僧、いつもボコボコにされているな?
それ以外には、かつて会った考古学者が実は学園の教師だったとか、騎士団の面々と交流を深めたりだとか、ドラゴンライダーの職業体験をしたりだとか、暴走族の妹たちに馬鹿にされたりだとか……まぁ、色々会ったわけだ。
学園入っての危機が、ついに少年少女へと襲い掛かる。
そう、それは学園の天才・エドワードからの挑戦状であったのだ。小僧の事が酷く気に入らないのか、ネットで吐くにもリスクの高そうな毒舌を晒しまくった結果、コーテナは当然激怒。天才からの挑戦を受けるわけだ。
正直、普通の人間であって、そこまで魅力のない男であるが……魔法の腕、そして頭脳。全てにおいて、人間の業界の中では天才と言えるのは間違いない。当時のラチェットとコーテナでは太刀打ちなど出来るわけもない強敵であったわけだ。
しかし、そこで諦めないのが我が友コーテナだ! いいぞ、もっとやれ!
コーテナは精霊騎士団の一人であるサイネリアに”火力の底上げを図る技術”を伝授してもらい、更に当日に向けて自身の魔法の腕を一層磨いた結果……なんと、あの天才とやらに一泡吹かせることに成功したのだ。
さすがはわが友だ。見込んだだけの事はある。後でケーキを御馳走してやろう。
ついに決着が見えたかと思ったその直後!横槍をいれてくる謎の人影が!
謎の少女と巨大怪獣! その場にいた生徒たちは全員大慌て!
しかし、そこで立ち上がったのは小僧だ。臆することなく自分から突っ走り、生徒たちと協力をし、怪獣を追い払うことに成功した……。
その後、和解はしなかったが、天才は小僧の根性は認めたようだ。
コーテナの事についても認めていたようで、学園に入学しての危機は去ったというわけだ……
こうして、しばらくは穏やかな日々が続くのだろう。そう思っていた時期が彼らにはありました。
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というわけで、学園編の振り返りはここまでだ! 適当なのではな~い、省略しているだけだ!
次回は物語の本題へと近づく重要局面”アルカドア編”!
次も引き続き、このアタリス様が付き合ってやるから着いてこい!
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