《魔法世界クロヌス 観光マニュアル⑤》


☆王都ファルザローブ


 魔法世界クロヌスの中心。”この世界の始まりの地”とも言われている。

 他の都市は比べ物にならない広さの大都市であり、”中心都市・北都・東都・西都・南都”の5つのエリアに区分されている。そのエリア一つ一つが一国レベルの広さを誇る。


 始まりの地と言われるこの場所には魔法のルーツが多数存在。

 まず、千年前に人類を苦しめた魔族界戦争の終止符に一役買って出た英雄達・精霊騎士団の存在。古代人が生み出した魔衝やマジックアイテムなどの研究を行い、最新鋭の技術として更なる進化や解明を行う魔法学会。

 そして、数多くの魔法使いと王都騎士を配属した王都学園など……それ以外にも数多くの名所がこの街には存在する。




☆ロードブリッジ

 

 王都ファルザローブへと続く国境の渓谷に位置する大橋。

 日々、数多くの商人や観光客がこの橋を訪れる。怪しい人物及び魔族は立ち入り禁止となっており、所謂”検問エリア”となっている。

 数百前よりこのロードブリッジを警護する騎士隊が存在しており、その騎士隊の現在の隊長が”精霊騎士団の一人”に勤めているとのことだそうだ。





☆王都学園


 その名の通り、ファルザローブで最も大きな学院施設。

 魔法使い、騎士など、将来有望な卵達が、ここに集結する。

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