第35話 恐ろしい子……!

私は創作者全員に言いたいです。この作品を、見よう!と。それがガラスの仮面です。


この作品は北島マヤという平凡でさえない女の子が演劇に生きがいを見出して、それに取り組んでいく話です。


恥ずかしながらこの作品、私は最近まで知りませんでした。空想科学読本で大みそかに年越しそばの出前を何百件もこなした時のことを科学的に考察した部分を見て、爆笑していたくらいしかしりませんでした。


それがある日、偶然見ることになったんですが……超絶面白いんです。最初別件で図書館を訪れていたんですが、その別件を吹っ飛ばすくらい引き付けられて、もう見まくっていました(笑)


何が面白いのかというと……ごめんなさい、紹介できないんです。今回のお題をやろうと決めたとき、これは絶対紹介しようと思ったんですが、うまく言語化できないんです……何を書いても何かうまく伝わらない気がして……


ただ芸に携わる人間(もちろんまだ端っこの端っこで隅に身を小さくしていますが)として北島マヤの気持ちが偉い分かるんです。(紫のバラの人という応援してくれる人がいるから頑張れるところや芸に関わっているとき自分が生きているところとか共感しまくりでした)


またその演劇をこなすためにスポコン的にとんでもない特訓をするところとか、胸が熱くなります(足の不自由な人を演じるために、足があるから嘘っぽい演技になる!→足をロープで縛ってそれで動けなくしてその気持ちを理解する!というちょっと飛んでもな話に見えますが、それがいいんです笑)


まだ連載中ですが、途中まででも十分面白いです。(私個人は全編好きですが、特に海賊ビアンカの劇をするところや、2人の王女という劇のオーディションを受けるあたりが最高と思っています)


図書館に置いてあった場合、絶対見た方がいいですし、漫画喫茶などで見かけた場合も優先して見た方がいいと私は思います。まあ絵柄が少し人を選ぶかもしれませんが……それさえクリアしたらあとは駆け抜けるだけ!見て楽しんでください!

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