第81話 疾走マリンブルー②
本土から島に帰ろうとする時に、連絡船が何本もあるわけではないので、港で待ちます。すると本土の製氷会社に氷を仕入れに来た島の漁船に乗せてもらえる事があって、めちゃくちゃラッキーでテンションも上がっていました。実家の船だとさらにうれしくて、私の船じゃないのに、みんなに「乗っていきな」と潮風を肩で切っていました。島は大きく分けて2つの地区からなっていたので、「父さん、◯◯さんいるから、先に向こうの港で降ろして」とそれはそれはイキって言ったものです。
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