第22話 庄屋ソルト

12月の半ばには正月用の餅をついて、丸めて、ござ(わらで作ってある敷物)の上に置いて、固まるのを待ちます。ござの上に置く事によってもちにその模様がついて、小判みたいに見えるので縁起物になると祖母から教わりました。で、餅をつく時に塩を入れるんです。私は当たり前の事と思っていたのですが、島民以外の方とお話をした時になんで塩を入れるのか?と聞かれ、わからず、祖母にそのまま尋ねると「塩入れたほうが美味しい」と言われました。かなり世俗的。

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