【3巻ネタバレアリ】アルミンに勝ちたい
巻頭エピソードが、<特別編 リヴァイ兵士長>でした。ハハーンこいつがガイ! (前回のコメント欄をご参照ください)って思いながら読んだんですけども、今驚愕の事実に気づいてるんですが、3巻に出てきてなくないですか!!??? そんな構成ありえます!?
一巻に読み切りバージョンが載るとか、まあたまに週間マガジンに出張とかした時のが巻末に載るとか、最終回の後にエミの過去編やるとか(GS美神の話です)、そういう構成はありますけど、巻頭にいきなり特別編が出てきてですよ、しかもその中のキャラが本編にほぼ出てこないってのは、結構よく考えると攻めた構成だなぁと今更思いました。
これは、月マガで人気出てきて、週マガに出張連載しようということになったは良いけども、「巨人」は出さないといけない、でも本編ではまだ主人公チームがスピンオフできるほど巨人との戦闘経験がない、だから調査兵団のエピソードで行きましょうってことになって書いた読み切りで、そんでリヴァイくんが人気出たから本編に輸入することになったのか、それとも単行本執筆時点ではリヴァイくんが出てきてて、激烈に人気が出たので急遽特別編を書いたのか、その辺が気になりますね。そこを気にしてどうするという話ですが、いや3巻に出てきてねえじゃん! 誰だよ!! ってのはちょっと今更思いました。リヴァイくんの話を聞いてなかったらなお思ったと思います。
えーっと徹底考察ですよね。えー。リヴァイくんはミカサちゃんの生き別れの兄なんじゃあないですかね。弟かもしんないけど。大穴は妹。ようは家族ですよ。
根拠は二点で、「巨人に対してめっぽう強い」やつが「黒髪」であるということ。これはほぼ間違いないのでは……。
<現在公開可能な情報7 現在の調査兵団>
"調査兵団とは、壁の外の探索活動が主な目的だが、ウォール・マリア陥落以前と以降では活動内容が異なる。"
だから「とは」は禁止だっつってんだろ!!
すいません。取り乱しました。少なくとも進撃の巨人に対しては一回も言ったことありませんでした。
日頃、「とは」に悩まされてるんです。そんで、こんな暴虐が許されるのかと批判されたらすいませんと言うしかないんですが、俺の周囲には「とは」禁止令を出してて、ついそれが。
いやね。「とは」の前後って同一物(少なくとも同一概念)になると思うんですよ。細かい文法的説明が出来なくて恐縮なんですけど。
つまり、基本は「AとはA'である」だと思うんですよ。「りんごとは、主に赤色で酸味と甘味のある果物である」とか。「とは」後には「とは」前のものを説明する文が来るんですけど、それは「とは」前と等価だと思うんですよね。違います?
調査兵団とは、壁外の調査を主目的とする集団である。とかだったらまあいいんすよ。何が腹立つかって、「とは」を使うべきシーンってほぼないんですよ。上の文、「調査兵団は、壁外の調査を主目的とする集団である」も許容だと思うし「調査兵団は、壁の外の探索活動が主な目的だが、ウォール・マリア陥落以前と以降では活動内容が異なる」も許容だと思うんですよ。だから「は」で充分なのに、なんでわざわざ「とは」使うんだよ、字数の無駄だし変な文章になるリスクが高まるだけだろうが! 「とは」禁止!!! となる俺の気持ちもわかって欲しいと思うんですよね。それで中身は全然入ってこなかったので、ここはパスして徹底考察に戻りますね。余計な話が長くなってすみませんでした。
<第10話 左手の行方>
巨人って胃とか胃液とかあるんすね。なんとなく「口の中は不思議空間で入ったもの消滅」だと思ってました。
これを踏まえた今後の予想ですが、巨人に食われそうだな〜という時に、敢えて丸呑みになることで噛み砕かれリスクを下げ、体外からの救出を待つ作戦が実行されると思います。
あと鎧の巨人っていたんでしたっけ? 全然忘れてました。まあこいつは鎧着てるということは、敵側っていうか、新人類滅亡させるチーム側の、エレンくんみたいに多少巨人化をコントロールできるやつ、いわゆるところのネームドキャラクターで、人類駆逐団の四天王のひとりみたいな感じなんじゃあないですか? 敵の組織で鎧を作ってんですよ。
ククク……「鎧」がやられたか……しかしヤツは「巨人四天王」の中で最弱……
残りですか。毎度難しいこと言いますねみなさん。
「兜」はいると思います。うなじをガードしているので、すげー倒しにくい。名前のカッコ良さ的には、「仮面」かもしんないすね。仮面の巨人。いそう〜
あとは「剣」もいるでしょ。武器を使う巨人です。「やつは……武器を使うのか!」「しかし人間を舐めるな!」からの、エレンくんのところに飛んでくる巨大カッター剣。渡し終わったジジイのトラックは当然谷底に落ちていきます。……トラック?
「盾」は設定が被りまくる(防御力的には兜にも鎧にも劣り、道具使える設定としては剣でもうやったでしょってなる)ので、えー、うーん、あ、忘れてました、この時点ではまだ分からないことですが、3巻読み終わった今なら分かります。「女王」ですね。女王の巨人。詳しいことはあとだ! 今はアイツに集中しろ!
なんか無能そうなおじさん(こいつも兵士長?)
「躊躇なく榴弾をブチ込めるのだ!」
いやめちゃめちゃ躊躇してますよね。なんならとなりの女の子の方が容赦ないっすよね。
「もう一度問う! 貴様の正体は何だ?」
「人間です」
「…そうか… 」「悪く…思うな… 」「仕方無いことだ…」「誰も自分が悪魔じゃないことを」「証明できないのだから…」
じゃあ質問の意味あった?
と思ったんですが、これは今後のフリですね。この後なんやかんやあって、活躍するエレンくんですが、なんかで正気を失って巨人侵食度が高まるわけですよ。で、対巨人因子を持ったミカサちゃんと対峙するんですが、最後の最後、「答えてエレン。あなたは人間? ……それとも巨人?」みたいな会話があって、「おれは……巨人だ」
それを聞いてもエレンを討てないミカサ。ミカサは「大好きです、エレン様」と呟いて、あのカッター剣みたいなやつを自分の胸に突き刺す。「一つの魂ならば、必ず相寄るじゃろう……」そう言って、来世邂逅を近い、川に流れていくエレン。で、「長い夢を見ていた気がする」。あー、これだ! なるほど! ラストは分かりましたね、みなさん。
あと俺たちの黒幕でおなじみイェーガー先生が出てきました。注射は巨人化液ではなかったです(記憶障害液でした)(急に高度)(やはりお前は【旧人類】の知識を受け継ぎしもの…!!)が、巨人化には関与してたっぽいですね。
そんで、鍵を見るたびに思い出せって、エレンくんあの、じゃあ今まで鍵は見てなかったんすか? まあ流石にそれは無いと思うので、思ったより記憶障害薬が強すぎたのかなぁと思うんですが、そもそと記憶を失わせる意味はあったのかどうか。まあ実はその前に全部根幹の話してたのかもしんないですけど、じゃあなんで記憶失わせたの(黙ってりゃあ良くねえ?)という感じもあって、今更涙を見せたってお前の怪しさは変わんねえよってなところですね。
ところで、イェーガー先生のラストのセリフですが、「使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう」って、あれ、これ、マジで旧人類はいますね? 巨人化因子の中に全ての記憶情報が埋め込まれてるパターンですね???? 当てちゃったかもしんないですね。
<第11話 応える>
銛に張り付く巨人自体で肉の防護壁を作ったぞ! いいアイデアだ! ……そうかなぁ。一体奇行種出てきたら破滅しますよね。さっさと殺した方が良いのでは。
エレンくんはイェーガー先生に「何考えてんだ…!」って心中で突っ込んでましたが、俺も何考えてんだ…! って思ってます。シンクロ。
ところでアルミンが命を救ったエピソードが明らかになりましたね。正解は!
一巻でハンネスさんを呼んだのはアルミン
ええーーーー。まあべつにアルミンじゃあなくんても呼びません? 誰かしら。川はどうした。
いやでも「色々あった」って言ってるし、川エピも出てくることを期待してます。
そんでめちゃくちゃアルミンに対する信用度が下がってたんですが、
「必ず説得」「引っかかってることがある」とか言ってて、ホンホンフフンくらいの気持ちで読んでたんですが、
「巨人が捕食対象と認識した」
!!!! ウワーこれは予想すべきやった。賢い子ですなぁアルミンくん。出来る子。負けた。完敗です。そうだね、たしかにそうだわ。こっちはアレはエレンって思ってますから、まあ襲われるやろくらいに思ってましたが、確かにーーー!
とりあえず当面の目標が出来ました。アルミン先生と同じ、あるいは上回る策を出す。行くぜ。見てろよ。
あとピクシス司令、こいつも黒幕側ですね。旧人類に与する人類の敵め。駆逐してやる。
<第12話 偶像>
で、この黒幕たるピクシス司令が超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが、って言ってたんですよ。いやいないでしょ。どう考えても。だってリヴァイ兵士長は「どいつもこいつも面白い顔しやがって」みたいなこと言ってましたよ? 仮に女性型はいても、美女はない……と思ったんですが、いやこれは、超絶美女の巨人を知っているからこその発言なのではないかと。
そうです。これが「女王」の巨人です。人間が進んで身を捧げるような、精神汚染系の技を使ってくるんですけど、まあロックブーケとおんなじで、女皇帝には効かないんですよね。だから相手すんのはミカサとかの女性陣ですね。
岩で扉を塞ぐ案については、すいません、決意してたんですけど予想する暇もなくアルミン先生が案を出してしまいました。しかし、エレンに岩を運ばせることができたとして、べつにエレンは超大型ではないわけですから、やろうと思えば他の同サイズの巨人が岩をよけれますよということにはなりませんかね。知性がないから無理なのか?
あと、モブキャラが「扉に空いた穴を塞ぐ技術なんか無いのに…!?」ってこれ見よがしに言ってましたね。ハハーン。「今は」ない。「昔は」あったんですよね。「なんだこれは! 鉄の馬車?」(コンクリートミキサー車を見ながら)という展開がまた一歩近づいて参りましたなぁ。早く行こうよ、ウォール・シーナの「管理者」のとこにさあ。ねえ。
あ、でも「地下室」入ったら、こう、巨大なディスプレイとか浮かんでるラボ的空間ゾーンになってるパタンはふつうにありますよね。
ピクシス・黒幕・司令が、「人類以外の強大な敵が現れたら人類は一丸となり争い事をやめるだろう」という「憎まれ屋」理論を言ってましたが、そっちパターンもあるんですかね。つまり、旧人類は既に滅亡済みで、巨人は地球浄化とは関係なく、争いを減らすために…いやでもそうすると100年前は最近すぎますもんね。2000年前はどうしたってなるよなぁ。やっぱなし。
「巨人化生体実験の成功者だ!」
ようそんな、漢字が七文字も続く造語を即座に思いつきはりますなぁ。
ほんまはそれ、あんたもやってるんとちゃいますのん?
あの、ウォールマリア奪還作戦を口減らしのためにやったんだみたいな話、ちょっといくらなんでも無能すぎません? なんかあるでしょ。立体機動装置だってタダじゃあないでしょうよ。だからまあこれはフェイクで、やっぱ地道に新人類を粛清してるんですよね。間違いないと思います。どんどん証拠が溜まっていくことであるなあ。
ただね。ただよ。ピクシス司令の心の声がね。
「しかしその一歩は我々人類にとっての」
「大きな進撃となる」
これはねーー! アツい展開でした。なるほど! 進撃の巨人というタイトル、なんとなく、敵の巨人のことを言ってるのかなぁと思ってたけど、そうじゃあなくて、これはエレンくんのことを指していたのか!! お前が、お前こそが「進撃」の巨人!! タイトル回収! アツい!!
直後理性を失うエレンくん。いやそこはお前。もうちょっと頑張れよ。タイトル回収した回でボケんなよ。
まあとにかく、タイトルに関わるセリフを言う奴は善人かなあとは思いました。
<第13話 傷>
巨人を町の隅に集めるプランですが、これ単純に人口で誘導できるんですよね、確か。そんな死にますか? まあこれは疑う余地はあまりないんですが、索敵距離があんまないってことですかねえ。でもそうだとしたら、端端に集落作るプランあんま機能しない気がするんで、巨人は基本的にふしぎパワーで人間の生命反応みたいなのを検出できる仕組みだと思うんですよね。じゃあウォール・ローゼの内側に人が溜まって、それで誘導するんでも良かったんでは? そうもいかんのでしょうか。
アルミン先生のエレン救出作戦、「ちょっと横を刺す」も当てられませんでした。これも予想する暇がなかった。次はまず、「当てよう」という姿勢を持ちたい。
で、なんかエレンの夢の世界に介入するんですが、なんて言って説得するか……ですよね。ここは、そんなトリッキーなことはなくて、なんか過去の話、「海を見にいくって約束したじゃないか!」とかそんなので説得するのかなぁと思います。ここに奇策を張られたらもう勝ち目ないです。
<嘘予告>
料理バトル編突入! これしてほしいなぁ〜。料理バトル漫画好きなんですよね。
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