戦わない人が主役の戦争映画、三選!

 今回は、野上さんのリクエストで、「戦争映画」を特集します。


 ただ、戦争映画と言っても、

『シンドラーのリスト』

『地雷を踏んだらサヨウナラ』

 など、主人公が非戦闘員の作品も多数存在します。


 なお『1917』は主人公も戦闘するので特集しません。


 そこで今回は、

「主人公が非戦闘員の、戦闘シーンがメインではない作品」

 を紹介します。




☆ジョジョ・ラビット


 2020年に公開された本作は、落ちこぼれ少年兵が主役です。

 ナチに憧れる主人公は、「ウサギも殺せない弱虫」とバカにされるほどのモヤシ少年です。

 度々イマジナリーフレンドのヒトラーを呼びだし、独り言を言っています。

 あるとき、手榴弾を誤爆して重傷を負い、閑職に回されます。

 それでもスカヨハ演じる母親の威厳もあって、主人公は成長していきます。

 ところが、母がユダヤ人の少女をかくまっていると知ってしまいました。


 ユダヤ人はナチ最大の敵です。

 最初は反抗的でしたが、主人公は徐々にユダヤ人と心を開いていきます。




☆イミテーション・ゲーム

 

 暗号解読マシン「エニグマ」を開発した科学者の話です。

 主人公は、最初こそ同じ解読仲間と打ち解けようとしない陰キャでした。

 次第に仲間の大切さを覚えて、共に暗号解読マシンを開発するのですが……。


 天才を演じさせれば最高なベネディクト・カンバーバッチが、主人公の科学者を演じます。


☆ハクソー・リッジ


 メル・ギブソン監督による、衛生兵が主役の話です。

 生涯ライフルを持とうとせず、その頑固さは軍法会議に掛けられるほどでした。

 軍に認められて衛生兵に採用されると、絶望的な状況下でただ一人仲間を助け続けました。



 いかがだったでしょうか。

 非戦闘員が主役でも、名作は多いと思います。


 他にも「こんな特集が見てみたい」という方はコメント欄で教えて下さい。

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