今から真剣に銀と金のラストについて考えてほしい

いや11巻で終わり! 終了! なのは各方面から得られた情報でもう確定、それはわかっているんですが、それはそれとして、みなさんちょっと銀と金のラストについては『ここについてはどうなったのかしら』みたいに思っているところはあると思うんですよ。私でいうと

・森田はこのあとどうなったのか

・某国とは……森田の資質とは……

・『銀と金』の『金』

などなど……


で、もし、もしですよ、銀と金がもうちょい続いていたら、つまり上記の点をすべて回収した上で終わったとしたらどうなるのか、そういうことを考えることは誰にしもある(と信じている)ので、今から私が考えた銀と金のラスト展開をお話します。


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まず競馬の前に銀王さんが何か銀行の融資審査を免許制にしてみたいな話してましたよね。それを巡るギャンブルが発生します(細かい背景などについては省略)。で、いつものように事前準備をする銀王さんたちですが、その細工がつぶされたりうまくいかなかったりする。相手に入れ知恵してるのはだれなんだという話になりますが、なかなかそれがつかめない。そうこうしている間に当日になり、勝負の場に現れたのは――サングラスをかけた森田! 裏稼業からは足を洗った森田だったが、過去の自分の行いにより苦境に立たされた人からの助けを求める声により今回だけこのヤマに関わることにしたのだった。驚く元警察の人とかをよそに銀王さんだけはそれを予期していた顔で受け止める。

勝負(何かしらのギャンブル)は一進一退で進む。しかしやはり金、人脈に利がある銀王さん側が有利で徐々に押していく。勝ちを確信する元警察の人たちをよそに、銀王さんだけはきびしい顔をしていた。

そして勝負の最終局面、森田が刺し違える覚悟での一手を打つ。勝負の賽はどちらに転がったのか――

数年後、第三者の回想によりその勝負の顛末が語られる。銀王、そして『金』と呼ばれた男の伝説とともに――


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