第107話 古代兵器との戦い。神から見放されたこの世界で。
核ミサイルと共に誘導弾が飛んでくる。
イグニスが指示する。レビテーションが使えるものは上空へ!バリアを張りながら撃墜しろ!あれには毒がある。ギリギリの射程で撃ち落としたあとは離れろ!絶対に街には近づかせるな!
故郷なき我々が望むのは、人類の破滅。クリスタルの破壊と、ペンダントによる新たな世界だ。神の器イリアよ。神と結婚し、世界を滅ぼせ。
黒い雨が降る。核兵器は熱、放射線で一発でアナトリアを破壊した。人類が開発した最も強力な兵器。アナトリアの魔法使いは死を覚悟し、核ミサイルのおとりになり、死んでいく。ガーネット様万歳!アナトリア万歳!イリアは空を飛ぶ。イグニスはブルートフォースアタックと呼ばれる、古代ウイルスの呪文をミサイルに放ち、イリアを援護する。ウイルスが効いているとはいえ、いくつものミサイル、その光がイリアを狙う。イリアは海上までミサイルを引きつけ、どこからともなく花をよんだ。花咲く地の嵐。剣を振ると、美しい無数の花がミサイルを包み込み、海は古代を思い出し、花と機械にまみれていった。加速の呪文をつけているとはいえ、ミサイルは、じりじりとイリアを追い込んでいく。イリアはアナスタシアに変身。天使の約束。打ち砕け光の剣よ!イリアとアナスタシア両方の魔力をのせた光の剣達が、ミサイルを切り裂いていく。
ネルーはスターロッドから街頭の杖に装備変更。死海の散らばった花と機械に永劫の時を刻ませる。見て!死海に、死海に花が咲いているわ!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886878166/episodes/16818622172039430169
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