それで、結局私をどうするつもりなんだ？ハイランドやバイカルにでも売り渡すのか？

それは──あなたの自由です。とネルー。もうあなたを縛るものは何もないですから。で、ところでペンダントはどこに行ったんですか？

持っている。これがそうだよ。──イリア。

私の可愛い妹。

イグニスはイリアにセフィロトの樹が刻まれた、雪のペンダントを渡す。

それは昔、アナスタシアが持っていた、全ての運命を引き受ける者の証だ。だからこそ神の力が降りてくる。

──イリアがペンダントに触れると、それは光り出す。

イリアは【神の息吹】を習得した。

これを狙ってあいつらは来るぞ。戦争になるが、それでもいいか？それとも、神に愛されしお前がそのペンダントを捨てるかだ。そうするとお前は死に、機械仕掛けの神ユーグリッドと歩むことになる。どうする？私はお前のためならいくらでも戦うが。僕もですよ！とネルー。俺たちもだ！私もそうだよ。死んじゃダメ！イリアお姉ちゃん！

・仲間と共に戦う

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886878166/episodes/16817330652990825658

・ペンダントを捨てる（イリアの死）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886878166/episodes/16817330650780650233