(受付済)ヴィラン:鏡の国の魔術師:デッサウ

「フェッ、フェッ、フェッ、本当の魔術というものを教えてやろう」


 カンパニーに所属する魔術師で、地域に圧政を敷く責任者の一人。

 逆らう原住民は、ことごとく彼によって精神を破壊され、廃人と化していったという。弱い者いじめが好き、しかし、実力は確かであり、単なる小悪党だと思い込んで立ち向かった無謀な勇者たちは、彼の実力に打ちのめされ、絶望のまま散っていった…………

 なお、社長候補のフーダニットも、こいつには個人的な恨みがあると述べている。



【キャラクター名】デッサウ 通称『鏡の国の魔術師』

【性別】男性

【所属陣営】♠

【性格】人を食ったような性格をしており、弱いものを徹底的にいたぶるのが趣味という、素晴らしい性格の持ち主。頭髪が薄いことは開き直っている。


【武器】

 千変万化の鏡:デッサウが召喚する高さ3メートルほどの長方形の鏡。彼がいる限りほぼ無限に召喚できる。耐久度はさほどでもないが、鏡の使い方は様々。デッサウは、この鏡を通して別の鏡に移動することができる。

 攻撃の際は、鏡が強烈な光を発して相手の目をくらませると同時に、レーザーを発射することができる。このレーザーは別の鏡で反射すると威力が2倍となり、多数の鏡で反射し続けているうちに威力がみるみる上昇する。ただし、10回目になると鏡の方が持たないらしく、反射する前に鏡が破損する。

 そして、鏡が割れるとガラスの破片が散弾のようにまき散らされる。生身の人間は要注意。


 ソーラーシステム:どこかで見たことも聞いたこともある、膨大な鏡による太陽光集中反射による熱線攻撃。その威力はミスリルにも穴をあける! ただし、予報によれば現地は一日中曇りで、太陽光反射は使えない。しかし…………


 鏡の国の神秘と脅威【デッサウフラッシュ】:

 デッサウの輝く頭部が光を放つ。この光は熱量と電磁波を帯びており、熱に弱いものや機械類は被害を受ける。さらに、デッサウフラッシュをソーラーシステムと組み合わせることで、合体必殺技【デッサウアルマゲドン】が使用可能になる。

 噂によると、直撃すると毛根に大ダメージが行くらしい……


 ミラーフィールド:地面を鏡張りにする。光が反射するようになる程度。

 デッサウは、この技を反射でスカートの中を覗くのによく使っている。


【容姿】

  シルクハットをかぶり、燕尾服を着た小柄な中年男性。やや太り気味で、まるでどこぞの黒服をたくさん従えている金融会社の社長のような、汚らしい顔をしている。ぶっ飛ばすのに何の躊躇も思わなくなるほど。

 そして、ハゲ。一応、側面にはまだ髪の毛は残っているが、シルクハットの下はツンツルテン。ただ、バカにしてるとデッサウフラッシュでハゲ仲間を作ろうとしてくる点には注意。

 ステッキを片手に持っているが、このステッキ自体には特別な能力はない。

 女性相手だと、素晴らしく下品な表情を浮かべるが、男性相手では露骨に嫌悪感を示す。


補足:実のところ

 デッサウフラッシュに、毛根へのダメージはない。ただし、それを信じさせるくらいの話術があるため、特に男性はこいつと闘うのに二の足を踏むかも。


・ベルの位置

 後頭部に強力な接着剤で張り付けてあり、盗もうとすると……フラッシュ!

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