第32話 宝石7つ揃いました。
俺達がアルカディア国に帰り、エデンのいる学園長室に行くとギャンブルをしている姿の堕天使が二人と精霊が一人いた。
「くっそーまた負けた。もう一度だ」
銀色の髪と銀色の瞳の堕天使ラファエルと紫色の髪と紫色の瞳のルシファーだ。
精霊はノームというらしい。
「おお帰ったか。ラファエルとルシファーは仲間になったぞ。ついでに四大精霊の一人ノームも仲間に加わったのじゃ」
は? 早すぎだろ。っていうか凄すぎいいい。
これで宝石6つだな。後一つはどこだ。
シャルロッテが学園長室の椅子に座っている。
フードを被った人物と。
「神々なら私が絶滅させました。これで今ここに宝石は7つありますよね。さあアヴァロンに行きましょうか」
まて、今なんて言ったこいつ。
神々を絶滅させただと。
そんなに強かったのかこいつ。
「フードの人物は誰?」
「私はヘラ。神の裏切り者。宜しくね転生者ルクスにリヒト」
「独裁者にはさせない」
「安心しなさい。平和にしたいがための独裁者なんだから」
平和の為か。まあそれならいいか。
リヒトが魔法通信で一人の女性から連絡を受ける。
『ルナが目覚めたわよ。学園長室に向かってるって』
ええええええ急展開すぎー。
俺は後ろからわあっと声をかけられ驚きの余り、座り込む。
「ルナ只今戻ったよ。ゾンネが死んだのは聞いた。いっぱい泣いた。でも私はルクスを恨んだりしないから、仲良くしてね」
「さてアヴァロンに行くとするかのう」
『おお』
全員が一致団結してアヴァロンへと向かう。
待ってろラスボス融合体野郎。
あ、因みにエデンにウリエルの記憶話したら驚いていました。
『まさか妾がアヴァロンにいる一族の末裔とは』
リアクションが非常に面白かった。
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デアがアダムとイブの前に立つ。
「再び平和にしてくれることを祈ろうか。私達は疲れたしね」
「デアありがとう。転生者を新たに呼んでくれて」
デアはニコッとしながら答える。
「平和の為ですよ。まあルクスの場合は不快指数が高すぎただけなんですが」
三人は真っ白な空間で笑っていた。
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