第14話 ぎゅっと絶望と軽やかな日常
余力が無くなるような生活が
永遠に続く感触。
昼寝をしていた
夜になると目が醒める。
絶望が鬱々と私の内側から外へ顔を出す。
生きている限り、悲惨だとしたら。
僕はどんな死に方を選ぶのだろう。
周りの人々は疲れていて
100メートルを全力で走れ、と言われても走れないだろう。
足の疲れた草食動物は、美味しい獲物だ。
僕はライオンにでもなったつもりか
そんなことない
そんなことない、いつか
歯車に巻き込まれるように、壊れるかもしれない
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