第二部登場人物紹介 ※ネタバレ注意です

※最新話までお読みでない場合、激しくネタバレ注意です!!

第二部の登場人物を簡単にまとめたものです。特にお読みいただく必要はないものになっています。


【ラディム・ギーゼブレヒト Radim Giesebrecht】

バイアー帝国第一皇子。皇帝ベルナルドの甥にあたる。

ベルナルドやザハリアーシュの影響から、精霊教を憎み、世界再生教を強く信奉する。

フェイシア王国前辺境伯カレル・プリンツの息子でもあり、精霊教を妄信する辺境伯家の一員とみなされることを恐れている。


【ザハリアーシュ・ネシュポル Zachariáš Nešpor】

世界再生教の司教であり、ラディムの教育係でもある。

温厚な性格の老人で、幼いころからラディムをかわいがってきた。

ラディムが街に出る際も、同行することが多い。


【エリシュカ・ムシュコヴァ Eliška Mušková】

ラディム付きの侍女。

実家は帝国でも有力なムシュカ伯爵家で、エリシュカは三女になる。

実家からは宮殿で自分の結婚相手を探して来いと言われている。

母である伯爵夫人は帝国有数の美人であり、娘のエリシュカも見事な容貌を持つ。

だが、お転婆なところが玉に瑕な、がっかり美人でもある。


【ベルナルド・ギーゼブレヒト Bernard Giesebrecht】

バイアー帝国第十九代皇帝。

ラディムの叔父である。

帝国内での精霊教の禁教を発令し、精霊教徒を国外へ追放。世界再生教を国教とする。

世界の崩壊を防ぐため、この世から精霊教を根絶することを誓う。

帝国内の安定が成ると、隣国フェイシア王国への侵攻を始める。


【フェルディナント・プリンツ Ferdinand Princ】

現プリンツ辺境伯で、カレル・プリンツの弟。

ラディムの叔父でもある。

元々軍人になるべく育てられたが、兄カレルの死で急きょ辺境伯に就爵。


【マリエ・バールコヴァ Marie Bálková】

ラディムが帝都で見つけた行き倒れの少女。

『生命力』を持つ点を買われ、世界再生教会で導師を目指す。

魔術の細かい操作が得意で、操作技術であればラディムをも上回る腕前。

準成人を機にフェイシア王国の王都へ派遣された。

記憶喪失の別人格を持っていたが、のちに吸収。その別人格の知識を生かし闇魔術を強化する。


【世界再生教会の女性司祭】

マリエの上司の女性司祭。

若くして出世した優秀な人物だが、マリエをからかうのが趣味の困った面も。


【ミア Mia】

かつての横見悠太のキャラクター、カレル・プリンツの使い魔。

帝都ミュニホフでラディムに拾われ、エリシュカが飼う。

理由はわからないが、ラディムに強く懐いている。


【片倉優里菜(ユリナ・カタクラ) Yurina Katakura】

VRMMO『精霊たちの憂鬱』のトッププレイヤーの一人で、本名は片倉優里菜、キャラクター名はユリナ・カタクラ。ラディムのシステム上の母。

テストプレイヤー募集に応じ、ヴァーツラフの指示のもと転生素体を作り、ラディムの中に転生をした。


【カレル・プリンツ前辺境伯 Karel Princ】

ラディムのこの世界での実父。フェイシア王国プリンツ辺境伯領を納めていた。

異能の力が暴走し、ラディムの生まれる前に死亡。


【ユリナ・ギーゼブレヒト(ユリナ・プリンツォヴァ) Yurina Giesebrecht】

ラディムのこの世界での実母で、バイアー帝国の皇女。皇帝の姉。

夫カレル・プリンツ前辺境伯の死に衝撃を受け、精神を病む。

辺境伯家から帝都へ戻されたが、精霊を激しく憎み、時にかんしゃくを起こす。

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