第191話 軍師、復活
みなさん、お久しぶりです。雲江斬太です。
いちおうカクヨムで活動してまして、ちゃんと小説の連載は続けてます。
いぜんに告知した地球侵略SF小説『殲滅のアクギャクホルム』は無事完結し、ありがたいことにレビューもいただきました。
まあ、自画自賛ですが、こういった話を書けるのはぼくくらいだと思ってます。
そして、いまはなんと『剣豪戦隊ブゲイジャー2』を連載中。こちらも完結しています。ちゃんと副題にもある地獄の猟犬もでてきますよ。
ええ、デカマスターですね。あちらは地獄の番犬ですが。
すなわち、レッドの赤穂士郎、ブラックの黒田武士、イエローの水戸黄粉、ピンクの桃山あづちについで、とうとう5人目のブルーが登場します。
が、このブルーを書く自信がなくて、かるくエタってました。
じっさい書いてみたら、あんがい簡単でしたけど。
で、現在はつばさ文庫用の長編を書いているのですが、今回のお話は、そのつぎに書く予定だった長編の加筆の話。
むかし書いた長編を加筆して、角川キャラクター文芸なんちゃらに応募しようと思ってたんですよ。
そしたら、澄田こころさんがエッセイで、「角川キャラクター文芸なんちゃらは明日締め切り」って書かれてて、マジカまどか!とびっくり仰天したのが、今朝の話。
1年待つか、今日書くかで数秒迷い、今日書くことにしました。乙です、自分。
その加筆する長編とは、現在非公開になっている『バイト軍師シボーさん』。
そのむかし、スマートニュースなんちゃらに応募した作品なんですが、7万7000文字しかない。スマートニュースうんちゃらはその文字数でよかったんですが、角川キャラクター文芸とかなんとかは、最低8万文字。
3000文字足らない……。
でもあれ、あれ以上加筆する部分はないし。
新規エピソードを入れるしか。
もちろんそのアイディアはありました。光線銃で打ち合う話。はてな? このエッセイで書いたかな? 書いた気もするけど。
あっ! 妖怪に会った話で書いてますね。で、あれに別の経験をプラスして、書きましたよ、1万文字くらい。現在トータルで無事8万9000文字です。
ああ、でもこの『バイト軍師シボーさん』、もうこれ以上は書けないなー。
とはいえ、12000文字プラスしたおかげで、いいこともありました。
なんと! もう、なんとですよ。
ちょうど36話で終わっているのです。そう、この長編、「話」ではなく「計」を使っているので、『バイト軍師シボーさん』のラスト・エピソードが「第三十六計 最後の計略」になったんです。
まさに、あの中国古代の兵法書『三十六計』における第三十六番目にして究極の計略「走為上」、すなわち「逃げるが勝ち」ですね。
いやー、よかった。まさに、奇跡です。
ということで、のちほど再公開する『バイト軍師シボーさん』ですが、ちょっと新規エピソードがあります。第三部がまるまる新規ですね。
気になる方は読んでください。もちろん、誰も読まなくても構いません。旧作ですし、基本実話ですから、ぼくの文芸ではないのです。
そういった意味では、『アクギャクホルム』の方が、遥かにぼくの「芸」ですね。
でも、間に合ってよかった。
いや、きっと間に合ってると思うんだけど。
うん、間に合ってるといいな!
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