第10話 平成仮面ライダーを浅く語る②『仮面ライダー龍騎』
「仮面ライダー龍騎」は平成仮面ライダー・シリーズの3作目にあたります。
第1話を友達に観せてもらったぼくの感想は、「『超光戦士シャンゼリオン』の香りがする」でした。
ライダー好きの友達は笑ってこう答えました。
「するどいっすね。スタッフほとんどおんなじです」
そんな龍騎のお勧めのシーンはこちら。(第1話 開始20分あたりから)
第1話、シンジの初バトルシーン。「折れたぁ!」の名言です。
聞いた話では、じっさいに撮影中に小道具のセイバーが折れたらしいです。で、スーツアクターさんが「折れたぁ!」と叫び、その録音されたアクターさんの叫びを、セリフとして主演の須賀貴匡さんがそのまま叫び、本編で使用されています。
鏡の中のミラーワールドに入り込んで戦うんですが、画面はすべて鏡面処理。ビルの看板なんかは、みんな反転した文字になっており、ライダーのみは外の世界からきたという設定なので、左右反転してません。
なので、撮影時は、スーツアクターさんは全員、左手に武器をもってアクションしたらしいです。
左右反転したカードやスーツが存在したらしいです。撮影、さぞ大変だったことでしょう。
また、仮面ライダーを演じた俳優さんがそののち有名になるというのは最近の流れなんですが、やはりこれ、幅広い層の知名度なんでしょうか。本作でライダー役を演じた俳優さんで有名になった人といえば、やはり彼、神保悟志さんでしょう。
この第三作目で、ライダー同士のバトル、カードを集める的なアイテムを販売する形態、そしてイケメン俳優投入によってお母さんファンを取り込むなどの作戦が定まってきます。
この龍騎は、ストーリー的にも大胆な展開が多く、最終回のひとつ前の回で主人公のシンジが幼児をかばって重傷を負い、途中で死んでしまいます。ただし、龍騎はほぼマルチエンディングであるため、シンジが死なないラストも存在します。
ちなみに、このシンジが重症を負ってまでかばった女の子ですが、役名はありません。ただし、お母さんからは「ミライちゃん」と呼ばれています。子役時代の志田未来さんなんですね。
あそこでシンジが彼女を助けたことにより、日本の芸能界は優秀な女優を一人得ることになります。
……ってか、これ、そんな昔の話だったっけ(笑)。
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