海へ行こう

勝利だギューちゃん

第1話  半ば強引

「えっ?行けなくなった?どうして・・・」

スマホが切れた。


私は、今野まや。高校2年生のさそり座のA型。

17歳の女子高生です。


えっ、しゃべりすぎ?


実は、今日はお友達の女の子の、天真奈ちゃんと、

海に行く約束をしていました。


お泊りは、親が許してくれないので、日帰りです。

まあ、思春期の女の子なら、仕方ないですね。


その、真奈ちゃんが、ドタキャンをしました。

楽しみにしてたのですが、1人では行けません・・・

どうしましょう・・・


あっ・・・あそこのいるのは・・・

「宮永くん」

通りかかった、クラスメイトの男の子に声をかけました。

宮永くんは、驚いていました。


クラスメイトでも、こんなに可愛い女の子に声をかけられたら、

誰でも、驚くでしょう。


えっ?自分でいうなって?


「今野さん?どうしたの?」

「今から・・・海へ行くんだけどね・・・」

「うん・・・」

「付き合って!」


宮永くんは、さらに驚いた表情をしました・・・


「なぜに、僕と?女の子の友達と行けばいいのでは?」

「ドタキャンされた・・・」

「それで?」

「1人じゃ寂しい」

「で?」

「君が通りかかった」

「ふむふむ」

「だから、君を誘った」

「あっそ・・・じゃあこれで・・・」


宮永くんは、去ろうとしている。

「うん、またね・・・ぅて、待たんかい」

宮永くんの、手首を掴む。


「その子がダメなら、他の子誘えば?」

宮永くんは言う。

「時間がない」

「お金がない」

「私が奢る」

「どうして、今日にこだわる」

「私が行きたいから・・・」


宮永くんは、観念した様子だった・・・

「でも、僕も男だし。、さすがに男女ふたりはまずいんじゃ」

「それは安心している」

「どうして?」

「君は、人畜無害だから・・・」


こうして、海へ行くことになった・・・

さあ、いい思い出つくるぞ!

「行くよ!宮永くん」

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